レッドキャップ /自動車業界を支えるワークブランド
アメリカを代表するワークブランドの1つ、レッドキャップは日本ではそれほどメジャーなワークブランドとは言えないかもしれません。しかしワークウェアブランドながら、ストリートファッション指向をに傾くブランドが多い中、いまだに本格的なワークブランドとして製造している貴重なメーカーでもあります。さらに価格も安めで、実際の仕事に使える手頃さです。今回はそんなレッドキャップの紹介です。
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レッドキャップのワークシャツ /毎日洗ってもヘタれないシャツ
第二次世界大戦が勃発すると、軍事物資の製造を始め、ガスマスクやフィールドジャケットなどさまざまな分野に関わっていきました。戦争が終わった1947年には、工業用の制服に焦点を移し、洗濯に適した高品質で耐久性のある工業用シャツとパンツの開発に移行しました。さらに制服の製造だけに留まらず、クリーニング店のネットワークと提携して制服のクリーニングと配達、供給を合わせたビジネススキームを確率します。
1960年までにレッドキャップはワークウェア業界で大きな地位を閉めるようになりますが、その後レッドキャップはブルーベル社に買収され、86年にはコングロマリットのVFコーポレーションに買収されます。VFはディッキーズ、ノースフェイス、ティンバーランド、バンズなどを抱える巨大コングロマリットです。90年代以降、レッドキャップはフォード、ホンダ、GMなどの作業着として採用され、アメリカの自動車業界を支えるワークブランドに成長しました。
ディッキーズの874とよく比較されるのがこのモデルです。最近では若者向けのイメージがあるディッキーズよりも、レッドキャップの方が年齢に関わらず使いやすいという声もあります。やや太めの標準的なワークパンツで、ディッキーズの874より少しだけ細めです。魅力は価格で、これなら汚れを気にせずに使い倒すことができると思います。クラシカルな雰囲気の服装に合ったパンツだと言えるでしょう。
♯PT50
上記の♯PT20よりもやや細身で、より現代的な雰囲気になります。最大の特徴はジーンズのようなL字ポケットで、よりカジュアルな雰囲気で履くことができます。こちらの方が今どきのファッションに合わせやすいと思います。
シェフパンツ
名前の通り、料理人用のパンツです。ベルトループがなくウエストはゴムになっています。シワと汚れに強いポリエステル100%で、バギーパンツのように使うことができます。某ファッション雑誌に紹介されてから日本でも人気が高まっているようで、夏のコーデに使う人をときどき見かけます。私も以前から気に入っていて、部屋着として使っています。料理人用だけあって、油汚れもすぐに洗えば割と簡単に落ちます。
多くの自動車メーカーの工場で使われているワークシャツです。コットンとポリエステルが35:65の4.25オンスの生地で、シワになりにくくガンガン洗って使えるようになっています。ストライプが印象的で、いかにもアメリカのワークシャツといった雰囲気です。気負って着るようなものではなく、サラッと着て後は洗い倒して使いましょう。あとアメリカ製の例に漏れず、袖は長めです。
♯SP14
上記のSP10はストライプですが、こちらは無地のシャツになります。生地は同じくコットン35%、ポリエステル65%での4.25オンスの生地になります。
♯SR70
こちらはオックスフォードシャツとメーカーが呼んでいるシャツで、コットン60%、ポリエステル40パーセントの5オンスの生地が使われています。SP10やSP14よりドレスよりのシャツで、ニットタイなどを合わせても良さそうです。こちらもシワ防止加工が行われているので、洗ったらアイロンなしですぐに着ることができます。
シャツはこちらの記事で詳しく紹介しています。
レッドキャップのワークシャツ /毎日洗ってもヘタれないシャツ
襟付きのショート丈ジャケットです。ライニングはダイヤモンドキルトの中綿になっていて、そこそこの防寒性があります。秋口や春なら十分な暖かさです。まさにワークジャケットといった雰囲気で、太めのパンツに合わせるストリート系のファッションとして人気があります。
♯JT50
上記のJT22とディテールはほぼ同じですが、こちらは着丈が長くなっています。
♯JT38
MA-1を模したようなシルエットのワークジャケットです。JT22のワークジャケット感が薄らいで、よりカジュアルな雰囲気で着ることができます。
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レッドキャップのワークシャツ /毎日洗ってもヘタれないシャツ
ブランドの歴史
1923年、テネシー州ナッシュビルに設立されました。創立者のウィリアムとアレクサンダーのバーリン兄弟、その従兄弟のクロード・H・ウィリアムズの3人はオーバーオールの製造と販売から始め、洗濯を繰り返しても高耐久なワークウェアの開発を行うようになります。1939年にお気に入りのタバコブランド、Red Cap Smoking Tobaccoにちなんで社名をRedKapに変更しました。第二次世界大戦が勃発すると、軍事物資の製造を始め、ガスマスクやフィールドジャケットなどさまざまな分野に関わっていきました。戦争が終わった1947年には、工業用の制服に焦点を移し、洗濯に適した高品質で耐久性のある工業用シャツとパンツの開発に移行しました。さらに制服の製造だけに留まらず、クリーニング店のネットワークと提携して制服のクリーニングと配達、供給を合わせたビジネススキームを確率します。
1960年までにレッドキャップはワークウェア業界で大きな地位を閉めるようになりますが、その後レッドキャップはブルーベル社に買収され、86年にはコングロマリットのVFコーポレーションに買収されます。VFはディッキーズ、ノースフェイス、ティンバーランド、バンズなどを抱える巨大コングロマリットです。90年代以降、レッドキャップはフォード、ホンダ、GMなどの作業着として採用され、アメリカの自動車業界を支えるワークブランドに成長しました。
ワークパンツ
♯PT20ディッキーズの874とよく比較されるのがこのモデルです。最近では若者向けのイメージがあるディッキーズよりも、レッドキャップの方が年齢に関わらず使いやすいという声もあります。やや太めの標準的なワークパンツで、ディッキーズの874より少しだけ細めです。魅力は価格で、これなら汚れを気にせずに使い倒すことができると思います。クラシカルな雰囲気の服装に合ったパンツだと言えるでしょう。
♯PT50
上記の♯PT20よりもやや細身で、より現代的な雰囲気になります。最大の特徴はジーンズのようなL字ポケットで、よりカジュアルな雰囲気で履くことができます。こちらの方が今どきのファッションに合わせやすいと思います。
シェフパンツ
名前の通り、料理人用のパンツです。ベルトループがなくウエストはゴムになっています。シワと汚れに強いポリエステル100%で、バギーパンツのように使うことができます。某ファッション雑誌に紹介されてから日本でも人気が高まっているようで、夏のコーデに使う人をときどき見かけます。私も以前から気に入っていて、部屋着として使っています。料理人用だけあって、油汚れもすぐに洗えば割と簡単に落ちます。
ワークシャツ
♯SP10多くの自動車メーカーの工場で使われているワークシャツです。コットンとポリエステルが35:65の4.25オンスの生地で、シワになりにくくガンガン洗って使えるようになっています。ストライプが印象的で、いかにもアメリカのワークシャツといった雰囲気です。気負って着るようなものではなく、サラッと着て後は洗い倒して使いましょう。あとアメリカ製の例に漏れず、袖は長めです。
♯SP14
上記のSP10はストライプですが、こちらは無地のシャツになります。生地は同じくコットン35%、ポリエステル65%での4.25オンスの生地になります。
♯SR70
こちらはオックスフォードシャツとメーカーが呼んでいるシャツで、コットン60%、ポリエステル40パーセントの5オンスの生地が使われています。SP10やSP14よりドレスよりのシャツで、ニットタイなどを合わせても良さそうです。こちらもシワ防止加工が行われているので、洗ったらアイロンなしですぐに着ることができます。
レッドキャップのワークシャツ /毎日洗ってもヘタれないシャツ
Tシャツ
6.7オンスのコットン100%のTシャツです。この厚さにも関わらず、お値段は割と安めで、シルエットの良さも相まって人気の商品になっています。アウター
♯JT22襟付きのショート丈ジャケットです。ライニングはダイヤモンドキルトの中綿になっていて、そこそこの防寒性があります。秋口や春なら十分な暖かさです。まさにワークジャケットといった雰囲気で、太めのパンツに合わせるストリート系のファッションとして人気があります。
♯JT50
上記のJT22とディテールはほぼ同じですが、こちらは着丈が長くなっています。
♯JT38
MA-1を模したようなシルエットのワークジャケットです。JT22のワークジャケット感が薄らいで、よりカジュアルな雰囲気で着ることができます。
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