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11月, 2010の投稿を表示しています

政府はバタバタしているが

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 北朝鮮の砲撃から始まった緊張は、米韓軍事演習という牽制に繋がり、さらなる緊張を生み出しています。アメリカが原子力空母ジョージ・ワシントンを黄海に派遣しての軍事演習は、まさに北朝鮮のこめかみに銃を突きつけるようなもので、いつでも制海権と制空権を奪えるぞという脅しに近いものがあります。そんな週末に、菅総理は閣僚に対して非常時に備えて東京から出ないように伝えたのだそうです。 総理は引続き警戒にあたるように閣僚に指示したといいますが、具体的に誰が何を警戒しているのでしょうか。北朝鮮の砲撃時に野党から緊張感が足りないと指摘されたので、今回はポーズをつけているだけのようにも見えます。 そもそも北朝鮮が本格的に韓国に攻め込んだ場合、日本は何をするのでしょうか。それが見えません。具体的に何か行動するのか、それとも行動しないのかも見えません。 菅総理や仙谷官房長官は韓国と仲良くしたくてたまらないように見えます。それは過去の出来事への謝罪や賠償に拘っているという姿勢からも垣間見えます。 しかし仲良くしたいならば、すでに終結したと両国が記している戦後保証をぶり返すよりも、こういう危機において日本が何をするかを明確に伝える方がいいように思います。北朝鮮が攻めてきたら、日本はこういう事をしますよと韓国に伝えるべきではないでしょうか。 もちろんそれには国民の同意が必要ですから、密約などは論外です。公式な声明として高らかに宣言し、日本の立場を明らかにするべきだと思います。それが黄海に金剛(イージス艦)を派遣することなのか、パトリオットミサイルを設置することなのか、経済援助なのかはわかりません。 お隣の危機に際して日本としては何ができるか、国内法や憲法さらに国益も考えながら方針を決定して明らかにするべきだと思います。 そういうことが国際的な信用というものに繋がるように思いますし、友好にも繋がると思うんですけどね。 それに本当に開戦したら、そこから議論を始めても遅いんですよね。議論が終わる頃には戦争も終わっているかもしれません。結局は湾岸戦争の繰り返しになるんでしょうねぇ。。。 朝鮮半島の動乱なんて、いつ起こってもおかしくない休戦状態なのですから、こういうことはさっさと基本方針を打ち出しておかないといけないと

ネットとテクノロジーの恐ろしさ

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 Googleストリートビューは怖い。。。そう実感することがありました。私の会社に入ったクレームに関して、相手が弁護士を立ててきた件で私は会社の顧問弁護士に相談を持ちかけたり、業者に連絡して知恵を貸してもらうなど文字通り奔走していました。そんな時、ある業者から「Googleのストリートビューを見てください」という連絡が入りました。 問題になっている物件の周辺をストリートビューで見るように言われ、私は言われるままに開いてみました。そして目を凝らすと、そこにはクレームを覆すようなものが写っていたのです。 現在進行形のクレーム対応なので詳細を書くわけにはいきませんが、向こうが主張している内容を根本から覆すようなものが写っていました。それは一般の人なら見落とすような大きさではありますが、あまりにも鮮明に写っていたのでプロなら一目でわかるものでした。 業者の人は「たまたまパソコンで見ていて気がついたんですよ。御社には一切責任がないということが、これで証明できると思いますよ」と嬉しそうに言います。しかし私は「やった!」という思いよりも鳥肌が立っていました。 今回のクレームが、意図的に本当のことを隠していた悪質なものなのか、大きな錯誤があって本人も勘違いしたまま弁護士を立てたのかはわかりません。しかしクレームの根拠となっている事象を根底から覆すようなことが、ネットで見つかってしまうということに恐ろしさを感じたのです。 私が社内の関係者にこの映像を見せると、誰もが衝撃を受けて唸ってしまいました。私と同じく、クレームそのものの根底が崩れる可能性が出てきたという衝撃と、それがネットの映像で簡単に確認できてしまうということに言葉を失ったのです。 この案件に関しては、弁護士と相談した上で相手側の要求を断ることでほぼ決定していました。その結果、裁判になる可能性が高いこともわかっていたので、誰もが裁判に備えて動いていました。 もちろんそれは相手側の要求が過大であることや、こちらの過失とは言えないと判断したからですが、相手側の弁護士はこちらの過失だとして要求してきているわけですから、断れば裁判で争うことになるのは必然だと思えたのです。それがネットによってガラガラと音を立てて崩れていくとは・・・。 便利だと思

韓国は戦争をしないだろうと思う理由

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 電撃的な北朝鮮の砲撃によって一気に緊張が高まった朝鮮半島ですが、このまま戦争に発展する可能性はほとんどないでしょう。戦争に発展する可能性が出てくるのは、北朝鮮が本格的に都市部を攻撃したり地上戦を展開し始めた時で、韓国から仕掛けるというのはないように思います。戦争を始めるには大前提として国民の同意が必要で、今の韓国では国民の同意を得られないと思うからです。 戦争には莫大なお金が必要です。戦争が最大規模の公共事業と言われるように、戦費は莫大な額になりますし、どれだけ投資すればいいか見えにくいという問題があります。始めたら勝つまで(または休戦か停戦まで)続けなくてはいけませんし、その間にどれほどの費用がかかるかは戦況によってどんどん変わってきます。 さらに当然ながら犠牲者もでるわけで、税金を大量に投入した挙句に友人や親類が犠牲になるという覚悟をしなくてはいけないのです。 今の韓国の景気を考えると、そんな犠牲を払ってまで戦争をしたいと考える国民は少数派でしょう。身の危険を感じるような侵略行為でもなければ、国民の多くが戦争に賛成するとは思えません。 ましてや同一民族で殺し合いは可能な限り避けたいという気持ちも働きますから、今回の砲撃では戦争に突入することはないだろうと思ったわけです。 さらに言うと、民主国家と独裁国家の戦争では民主国家に不利な面があります。韓国は民主国家ですから、国民に主権があります。つまり韓国軍の兵隊というのは国家の主権を持った人々なのです。それは職業軍人だろうが徴兵された兵士であろうが変わりません。 しかし北朝鮮の兵士には主権がありません。事実上の主権は金正日にあって、国民には存在しないからです。韓国軍と北朝鮮軍が戦争するということは、主権を持った人と主権のない人の戦いになるのです。 主権を持った人達の中から犠牲者が出ると、戦争を終わらせたいと考える人が出てきます。それでも戦争を続けると支持率の低下という形で現れて、政権の基盤が揺らいでしまいます。 しかし独裁国家では独裁者の判断だけで国策が決まるので、どれだけ犠牲者が出ようが独裁者が戦争を続けると決めたら戦争は続くのです。北朝鮮軍は目の前の韓国軍兵士をパンパン撃っていけば国の主権者に直接的なダメージを与えられますが、韓国

自分の顔を自分が知らないということ

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 突然ですが、来月に出る某雑誌の特集ページに私の顔写真が出ます。発行元の某社の人からインタビューを受けて、その間にバチバチ写真を撮られました。そして先日、ゲラのチェックがやってきて出来上がったページを見ました。そこには「誰だこれは?」と思わず洩らしてしまうほど、自分とは思えない表情の自分が写っていたのです。 記事の内容はともかく、この写真はないだろうと思いながら他に取材された人達の感想も聞きました。そしてみなさん同じく写真の事を言い出し、「自分じゃないかと思った」と洩らしてました。しかし私の目から見ると、皆さんの写真はいつも通りの表情です。全く違和感がありません。そこで私の写真の感想を聞いてみると「いつものはねもねさんだよ。どこに不満があるの?」と言われてしまいました。つまり全員が自分の顔写真だけが変だと思っていたわけです。 確かに話している表情を撮られているので、鏡で見る顔とは違うのも事実です。そもそも男性の多くは、髭を剃る時に鏡を覗く以外はほとんど鏡なんて見ませんよね。恐らく鏡の前ではキリっとした顔をしているのに、話している最中に写真を撮られると間が抜けているように感じてしまうのでしょう。このゲラを見ながら私は古い友人が言っていた言葉を思い出しました。 メイクを仕事にしていたその友人は、変な顔で写っているスナップ写真を大事に取っておくように言っていました。自分が変だと思ったスナップ写真こそ、他人から普段見られている顔だということを自覚するべきだと言うのです。彼が担当していたタレントさん(女性)の中には、悪意ある週刊誌等で使われた変な表情をしている写真をスクラップにして見返している人もいたそうです。それを見ながら、もうこんな顔はしないと自分を戒めるためにやっていたそうですが、こういう繰り返しが隙のなさを産むんでしょうね。 というわけで、私にとっては間が抜けた写真が掲載された雑誌が来月には世に出ます。なんとなく憂鬱な気分です。。。 【スーパーセール クーポン配布中 〜6/21 1:59】ハンドミラー [手鏡] L 丸型 [サロン プロ 仕様] 持ちやすい グリップ リビエール 【ミラー ハンドミラー 鏡 手鏡 丸型 美容院 ヘア・サロン 可愛い 売れ筋】 にほんブ

お気に入りの一品30:白金カイロ

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 本格的な寒さが目前まで迫っています。これからの季節はカイロが必需品になりますが、一度使うと使い捨てカイロなんて使えなくなってしまうのが白金カイロです。かつてはカイロの主流でしたが、また復活の兆しがありますね。私はこっちの方が断然好きです。なにせ暖かさと持続時間が違います。 難しい理屈は私もよく知りませんが、金属製のケースにベンジンを入れてライターで軽く炙ると暖かくなります。袋に入れておかないと確実に低温火傷する温度まで上がり、持続時間をベンジンの量で調整できるのも特徴です。最大で24時間持続させることも可能なので、普通に使う分には全く問題ないと思います。 そして暖かさは使い捨てカイロ以上だと思います。 さらに使い捨てと違ってゴミが出ないというのが利点です。使い捨てカイロは毎日ゴミになっていきますが、白金カイロは繰り返し使えるのでベンジンの缶がたまにゴミになる程度です。大きなボトルを買っておけばワンシーズンぐらいはもつと思うので、ゴミも少なく経済的だと思います。 とにかく暖かさが抜群なので、こういった点を除いても使いたくなる商品です。 朝の忙しい時間に毎回ベンジンを入れるのが面倒という人もいますが、忙しそうな時は前の日の夜にベンジンを入れておき、寝るときに布団の中で使っています。そして出かける時にそのまま持って行くわけです。これなら朝にバタバタすることもありません。 ちなみに私はジッポー社のものを使っていて、これはジッポーオイルを使います。ベンジンと違ってジッポーオイルならどこでも売っているから買いやすいですよね。 というわけで、白金カイロはこれからのシーズンに大活躍するでしょう。これはお勧めです。 【送料無料】さらにポイント5倍燃料充填式カイロ アイホット I-HOT(アイホット)【白金カイロ・ケミカルカイロ・オイルヒーター】 にほんブログ村 COMMENT: AUTHOR: つるひめ DATE: 11/23/2010 20:34:10 懐かしいですねえ。白金カイロ。 昔むかーし、私がまだあどけなかった頃、オヤジが仕事用に使うため、ベンジンを注入し火を付けホンワカあったかくなるのを「をを~~スゲエ」てな感じで見てました。 その後オ

柳田大臣の辞任に関して

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 柳田氏は失言というか本音を正直に喋ってしまったせいで、辞任に追い込まれた感があります。全くケシカラン話しですが、常套句で国会を切り抜けられるというのは事実だと思いますし、だから大臣は楽チンだというのも本音でしょう。現職の大臣がこのような発言をすることは問題だと思いますが、ど素人が常套句を用いるだけでどうにかなるような大臣の仕事って何なのでしょう?こういうシステムの方が何倍も問題だと思います。 民主党政権が誕生した時、私は内閣に民間からの登用があるだろうかと期待しました。その期待はあっさり裏切られるのですが、それもまた当然のことと言えるでしょう。せっかく与党になれたのですから、大臣のイスを欲しがっている政治家に分け与えないといけません。協力したんだから大臣のポストぐらいもらえて当然だろう。冷たくすると次回は協力しないぞと騒ぐ政治家がいるからです。 しかし大臣は政治家である必要はありません。民間からの登用は可能ですし、国によっては民間からの大臣をポンポン起用している国もあります。しかし日本は派閥の権力争いの道具になっていて、どの派閥から何人が大臣になったかが重要視されてきました。そのため人材とポストのミスマッチが当たり前になっていました。以前は科学技術庁(現在は文部省と統合)の長官がよく言われていましたが、歴代の長官を見ると科学にも技術にも全くの素人の人が長官になっていました。 ではなんでど素人が大臣になっても困らなかったかというと、官僚が優秀だからと言われています。官僚が政策を把握し、官僚が答弁の内容を考え、官僚が想定した質問集を作るので、大臣は官僚に渡されたメモを読み上げるだけで国会での役割を終えることができます。ところが民主党政権は脱官僚と言って官僚を敵視してきたので、官僚からの協力を得る事ができずに国会で右往左往していると言う人もいます。 本気で官僚中心の政治から政治家中心の政治に転化したいならば、大臣のポストにはその道に長けた優秀な人材を置くべきでしょう。しかし今の既存政党にはそのような意識はないように思います。民主党であれ自民党であれ大して変わりませんね。柳田氏の発言は不謹慎な発言として片付けるのではなく、今の政治の問題の一つを露わにしたという点から議論されるべきだと思います。確

アプリを探すのはどうしたらいいか?

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 ここのところiPhoneに関して質問される事が急激に増えてきました。はじめてスマートフォンに触れた人にとっては、便利そうだけど何がなんだかわからないという事が多いようです。仲間内でiPhone講座を開いたら好評で参加したいという人が増えましたし、その時の講習資料を会社でiPhoneユーザーに渡すと早く続きが欲しいとせかされます。iPhoneを持っているけど、使い方で悩んでいる人は多いように思います。 よく受ける質問で一番困るのが「どんなアプリを入れたらいい?」という質問です。どんな用途に使いたいのかハッキリしないと、勧めようがありません。しかし具体的に質問されても困るものもあります。 「トイカメラみたいに写るアプリが欲しいんだけど、どれがいいかな?」 と質問されても、撮った写真を後からトイカメラ風に加工したいだけなのか、撮影する時にトイカメラ風にしたいのか、解像度を選べる方がいいのか、英語表記でもいいのか日本語表記がないとダメなのかなど色々な要素が出てくるからです。 また私自身、自分が使っているアプリよりもさらにいいものがあるのではないかという想いがあります。定期的にネットを徘徊して情報を漁ってはいますが、これだけアプリが多いと悩んでしまいます。それに加えてAppStoreのレビューが便所の落書き以下のレベルになっているソフトも多く、あれを読んでも何の参考にもならないというケースが散見されます。どうやって情報を仕入れるべきかという問題もありますね。 「えっ!」と言う人もいるかもしれませんが、私は情報収集に2ちゃんねるも利用しています。カメラアプリ、RSS、メモなどカテゴリーごとにスレッドがあるので、興味のあるスレッドを読むとある程度の情報が集まります。使用感やアプリの特徴に関する書き込みも多いですし、みんながどういう使い方をしているかというのもわかります。あそこで人気のアプリは、どれもそれなりに優秀なものが多いですね。 しかしこれはみんなには勧められません。荒れる時は初心者には衝撃的な荒れっぷりになることもありますし、ある程度2ちゃんねる用語がわからないと意味がわからない解説もあります。それに専門的になりすぎる傾向があるのでスマートフォンを初めて持ったような人には、難解な印象を受

電子書籍を考える

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 最近、キンドルをPDFリーダーとして購入しようかと真剣に検討していました。結局はやめたのですが、その時に電子書籍についてもいろいろと考えました。出版の革命になるようなことを言われていて出版社や書店の危機を煽る記事も出ていますが、個人的にはそのようなことはないと思います。しかし電子書籍が与える影響を無視できないのも事実で、実際に電子書籍によって廃刊に追い込まれる雑誌も出てくるだろうと思います。 電子書籍を考える時、アメリカと日本では事情が異なります。日本人は読み返すことがないと思える本でも、なんとなく取っておく習慣があります。しかしアメリカ人はバカンスに出かけるときにスーツケースに何冊か放り込み、バカンス先で読み終わるとゴミ箱に放り込んで帰ってきます。ですからアメリカの方が電子書籍が流行る可能性が高く、モノというかブツにこだわる日本人はもろ手を挙げて賛成とはいかないわけです。 しかし例えば雑誌などは日本でも受け入れられると思います。特に雑誌のページ売りが実現すれば、購入する人は多いのではないでしょうか。鎌倉に行く予定の人が、本屋で鎌倉を特集した雑誌を見つければ手に取ると思います。しかし購入にはためらうこともあります。欲しいのは特集の5ページぐらいで、後は全く興味がない記事なのに600円とか払うのはもったいないと思うわけです。 こういう人には雑誌のページ売りというのは人気を呼ぶかもしれません。 そもそも多くの週刊誌を始めとして雑誌は暇つぶしの道具でした。数百円で数時間の時間つぶしができるから買っていたわけで、それが携帯電話の発達によって暇つぶしの仕方が変わったので雑誌が売れなくなったわけです。暇つぶしのやり方は今後も簡単には変わらないでしょうから、本当に実のある情報を載せていない雑誌はどんどん潰れていくでしょうし、逆に実のある情報を載せている雑誌は廃棄する手間が簡単な分だけ電子書籍でも売れると思います。 小説や専門書などは電子書籍がどれだけ普及するかはわかりません。これは価格によって普及の度合いが変わるでしょう。特に日本の書籍は流通が複雑なためか高額になっています。わけのわからない問屋を通さなければ価格は下がるはずですし、印刷や運送のコストも低くなるので安く出来るはずです。新刊がある程度安く

尖閣ビデオ流出で見えたもの

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 尖閣諸島沖の衝突事故のビデオ流出の衝撃が続いています。刑事事件として捜査されることになり、Googleやネットカフェから書類が押収され、ついには海上保安庁職員の自白がありました。そして海上保安庁には漏洩した者を裁かないで欲しいという一般からの声が集まっているそうです。 あのビデオを見た時、みなさんはどう思われたでしょうか。政府が非公開としたビデオが流出したという衝撃はありましたが、映像そのものは予想通りという感じではなかったでしょうか。日本側に不利なものが映っているから公開しないという説もありましたが、少なくとも衝突の瞬間は明らかに漁船が突っ込んできていて、どちらに非があるかは明白に見えました。その意味で、私は拍子抜けでした。  ここで以前から何度も繰り返されてきた疑問が再び頭をよぎります。どうして政府はこのビデオを非公開扱いにしたのだろうか?という疑問です。そもそも非公開にする明確な理由を政府は説明していませんでした。中国に貸しを作りたいとか、さまざまな推測が流れていますが、政府は非公開にしない理由をモゾモゾと言うだけで「そりゃあ、公開するわけにはいかないよね」と思える理由を何一つ提示していませんでした。 今回の流出で鮮明になったのは、乗組員や船長を釈放した妥当性のなさです。これによって民主党は自らに都合の悪いことは隠蔽する政党だというイメージが定着したように思います。自民党時代と変わらないか、それ以上に隠蔽したがる体質の政党が政権を握っているという絶望感だけが鮮明になりました。この政治不信は、簡単には拭えないもののように思います。 さて流出させた人を擁護する声が多いのですが、これは難しい問題です。聞くところによると最高裁の判例では、情報漏えいは秘密指定されているかどうかではなく、明らかに秘密にするべきことが流出した場合に限られるそうです。つまり書類にマル秘と書かれていなくても、明らかに秘密にするべき情報を横流ししたら罪に問えるのですが、今回のようにビデオがあることは国民周知のことですし、内容も当初の海上保安庁の説明のままでした。それにビデオは国会議員も見ています。 もし裁判になれば、弁護士は秘密性がなかったと主張するだろいうと言われています。 倫理上の問題も残ります。日本の国内法

入間航空祭に行ってきた

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 自衛隊の入間基地で行なわれた航空祭に行ってきました。最高の28万人動員という人手の中をもみくちゃにされ、朝方は肌寒いのでコートを着ていけば昼間は暑く、人が多すぎて携帯電話もまともに繋がらないという環境下で、さらに昼間は売店の前が朝の山手線ホーム以上に混雑しているという状況でした。それでもなかなか楽しめました。 何が楽しめたかというと、やはりブルーインパルスのショーです。テレビでは何度も見たことがありましたが、やはり生で見ると違います。ジェットエンジンの匂いをかぎながら上空を見上げ、数々のパフォーマンスを楽しめました。 時速800km前後で機体がすれ違うというのは、車でいうと数センチの車幅を残してすれ違うようなものではないでしょうか?当たり前のようにやっていて簡単そうに見えますが、すごい技術なんだろうなと感心してみていました。  空に星を描くパフォーマンスは日本独自のものだと聞きましたが、こういう正確性にこだわるパフォーマンスは日本ならではなんでしょうね。巨大な星を描いたりハートマークを描いたり、周囲の小さな子供もキャッキャッと喜んでいました。あっという間に終わってしまった感がありますが、これは来年も見たいと思いました。空を自在に駆け巡るというのは、やっぱりいいですね。見ているだけで爽快感があります。 飛行機も展示されていて、私が行った時にはF-15のコックピットで記念撮影が行なわれていました。ラプターを除けば今でも世界最強の戦闘機と呼ばれる F-15ですが、近くで見ると120億円もする飛行機には見えません。これは前に見た時も思ったのですが、巨大なプラモデルのようです。サイドワインダーを取り付けるレールが、カーテンレールみたいだなぁとか思いながら眺めていました。小学生ぐらいの子供が興奮して、見ているのが印象的でした。  残念だったのは、噂に聞く「砲弾まんじゅう」がなかったこと(これは陸自の土産品のようです)。それとブルーインパルス・ジュニアがいなかったことでしょうか。蒼い衝撃ならぬ蒼い笑撃と言われるジュニアも一度は生で見たいのですが、最近はあまり出番がないようですね。残念です。 そうそう、お土産は噂どおり「萌え系」のものがやたら目に付きました。私が目を引いたのはTシャツで、特に「

尖閣とか仙谷とか聞き飽きた

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※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 すっかりこのブログを放置気味ですが、実は10月から職場でいろいろな移動があって、私は何の移動もなかったのに業務量が激増してしまって、なかなかブログを書く余裕がなくなってしまっています。帰りが遅いし、電車の中ではダウンしてますからね。というわけで、10秒で書けるツイッターの方はチョコチョコと書いているという状況です。そのツイッターを見ていると、タイムライン上に尖閣がどうしたとか仙谷がどうしたという話で溢れています。もう聞き飽きました。 尖閣諸島の問題は重要だと思いますし、漁船の衝突事件はうやむやな感じがしてスッキリしません。海に落ちた海上保安庁の職員を銛で突いたなんて話しが聞こえてくると、「そんなまさか」という気持ちと「ありえるかも・・・」という気持ちが交錯し、さっさとビデオをノーカットで公開しろよと政府に言いたくもなります。ですからツイッターに流れる多くのつぶやきは、私も多くは同感なのです。 しかし、同じような意見ばかりが続くと食傷気味になるのも事実です。それに多くの人が一斉に同じような意見を言っているというのも、なんだか気味が悪く感じます。大勢の人が同じ意見を言いたくなるほど今の政府が常軌を逸しているともとれますし、思考が画一化してしまっているようにも思います。おそらくその両方が起こっていて、今のような状況が生まれているのではないでしょうか。 政府を擁護する人が、もう少し出てきてもいいように思うのですが、そういう人はほとんど見当たりませんよね。 例えばビデオを非公開にするというのは、中国に貸しを作りたいという意図が働いていると思われます。この件で中国と対立を深めるのと中国に貸しを作って丸く納めるのでは、どちらの方が利益が大きいのでしょうか。私にはよくわかりません。 恐らく中国で多くの利益を生んでいる企業は、ビデオの一般公開など勘弁してくれと思っているでしょう。しかし今それを言えば、非国民のような目を向けられるような気もします。 私がなんだか嫌だなと思うのは、そういう事を言いにくい雰囲気があるほど世論が一方向に向かっていることなんです。まあ、私も同じ方向を向いて「ビデオを公開しろよ」と言っているわけですから、人のことは言えませんけどね。 もっとも仙谷官房長官は誰の利益を代弁しているの