日経ビジネスAssocieを実践してみた
※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。 先日、久しぶりに日経ビジネスAssocie(以下アソシエ)を買ってみました。ツイッターとフェイスブックの特集に惹かれたのですが、特に目新しい記事はなくそれなりの内容でした。しかしもう一つの財布術特集が気になり、早速これを実践するべく友人に連絡をとって食事をしてみました。 久しぶりに会うので、とりあえずヨイショしておきます。「お前は凄いよなぁ。脱サラして5年で立派な経営者だもんなぁ。社員はお前1人だけど、2期続けて黒字決裁だもんなぁ。尊敬するよ」などと言うと「気持ち悪い。何があったんだ?」と気味悪がられました。しかしこの「尊敬する」というのがポイントなのです。そして私はアソシエを取り出して、財布術特集のページを彼に見せました。 「お前、こういうのマジになって読むタイプだったっけ?」ますます気味悪がられますが、とりあえずアソシエの特集を見せます。「ほら、財布は年収の200分の1ぐらいのものを買った方がいいらしいぞ」「財布は高級なものを選んで大事に使う方がいいらしい」と書いてあることを説明していくと、彼は明らかに興味なさそうに「フンフン」と聞いています。そしてこの特集の最も大事な部分に突入します。 「ほら、この人のインタビューのここを読んでみて」と私はアソシエを指差します。「なになに・・・えーっと財布は尊敬する人に買ってもらった方がいい。・・・へぇ、そうなの?」と彼はますます訳がわからないという顔で私を見ます。そこで私は理解力に乏しい彼のためにわかりやすく説明してあげました。 「だ・か・ら、俺はお前を尊敬してるって言っただろ?財布買ってくれ。それも高級なやつ」 彼はビールを詰まらせ苦しんだ後に、肺一杯の空気を吐き出すように「はぁ?」と大声で言いました。いや「はぁ?」じゃなくて、そこは「はい」だろうと詰めますが、彼はブルンブルンと首を横に振りながら「お前の話はさっぱりわからん」と言います。 なんで俺がお前の財布を買うんだ? 俺が尊敬しているからだ。 そんな理屈は初めて聞いた。 今、説明しただろ。ちゃんと読んでないな。 そういう問題じゃない。 財布は5万円ぐらいのやつでいいぞ。 お前、1000万円も年収無いだろう! そこは見栄とかも入るから理解しろ。 屁