なんともエロティックな上原ひろみ
※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。
グラミー賞受賞以来、ピアニストの上原ひろみさんがメディアで扱われることが増えました。私は以前からYouTubeで彼女の演奏を見ていたのですが、これまでアルバムとして聴いたことはありませんでした。しかしCDショップに寄ったところ、ドドーンと彼女のアルバムが置いてあるので試しに1枚買ってみる ことにしました。ライブ映像ではなく、スタジオでしっかり録音した音源を聴くのは初めてです。
彼女は高速で鍵盤を叩き続け、時に指だけ出なく拳や肘で力強く鍵盤を叩きます。全身を躍動させ、体重をかけて豪快に鍵盤を叩き、時折リズムセクションに向けて嬉しそうな笑みを浮かべます。彼女は間違いなくピアノを愛しています。6歳からピアノを始め、高校生の時にはプロになる決意を固め、ピアノを中心にした生活を続けてきたといいます。時に優しくピアノを奏で、愛しむような仕草を見せることもあります。
もう、なんというかこれってエロいと思いませんか?愛しいものを優しく愛で、そして激しく叩きつけ、引っ叩き、嬉しそうな笑みを浮かべる。そして最後には恍惚の表情すら浮かべるのです。これをエロスと呼ばずになんというのでしょう。リズムセクションが盛り上げる中で行なわれる、上原ひろみとピアノのSMチックなショー。彼女が高みに登れば登るほど悲鳴を上げるピアノの音色は、サディスティックな魅力を秘めていると思うわけです。
ええ、これを友人に話したら鼻で笑われました。まあ、それはいいとして、彼女のライブ映像は強烈なインパクトで私の中に残ったわけです。そして初めて聴いたアルバムですが、彼女の笑顔も恍惚の表情も見られないので実に不満が残ったわけです。真面目な話として、恐らく一発録りと思われるのですが、それでもライブの躍動感からは程遠いというのが正直な印象でした。荒々しさとは対照的に丁寧さが目立ち、抜群のテクニックを持つけど感情表現に乏しいという彼女の負の評価が目立つ結果になっているように思いました。
もちろん私が聴いたのは少し古いアルバムなので、今は違うかもしれませんので断言するつもりはありません。今後も彼女の快進撃は続くでしょうし、その活躍は楽しみでもあります。そして彼女が年齢を重ねて体力的に今の演奏スタイルが続けられなくなった時、どういう変貌を遂げるのかが楽しみでもあります。それを見届けたいと思いました。
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グラミー賞受賞以来、ピアニストの上原ひろみさんがメディアで扱われることが増えました。私は以前からYouTubeで彼女の演奏を見ていたのですが、これまでアルバムとして聴いたことはありませんでした。しかしCDショップに寄ったところ、ドドーンと彼女のアルバムが置いてあるので試しに1枚買ってみる ことにしました。ライブ映像ではなく、スタジオでしっかり録音した音源を聴くのは初めてです。
彼女は高速で鍵盤を叩き続け、時に指だけ出なく拳や肘で力強く鍵盤を叩きます。全身を躍動させ、体重をかけて豪快に鍵盤を叩き、時折リズムセクションに向けて嬉しそうな笑みを浮かべます。彼女は間違いなくピアノを愛しています。6歳からピアノを始め、高校生の時にはプロになる決意を固め、ピアノを中心にした生活を続けてきたといいます。時に優しくピアノを奏で、愛しむような仕草を見せることもあります。
もう、なんというかこれってエロいと思いませんか?愛しいものを優しく愛で、そして激しく叩きつけ、引っ叩き、嬉しそうな笑みを浮かべる。そして最後には恍惚の表情すら浮かべるのです。これをエロスと呼ばずになんというのでしょう。リズムセクションが盛り上げる中で行なわれる、上原ひろみとピアノのSMチックなショー。彼女が高みに登れば登るほど悲鳴を上げるピアノの音色は、サディスティックな魅力を秘めていると思うわけです。
ええ、これを友人に話したら鼻で笑われました。まあ、それはいいとして、彼女のライブ映像は強烈なインパクトで私の中に残ったわけです。そして初めて聴いたアルバムですが、彼女の笑顔も恍惚の表情も見られないので実に不満が残ったわけです。真面目な話として、恐らく一発録りと思われるのですが、それでもライブの躍動感からは程遠いというのが正直な印象でした。荒々しさとは対照的に丁寧さが目立ち、抜群のテクニックを持つけど感情表現に乏しいという彼女の負の評価が目立つ結果になっているように思いました。
もちろん私が聴いたのは少し古いアルバムなので、今は違うかもしれませんので断言するつもりはありません。今後も彼女の快進撃は続くでしょうし、その活躍は楽しみでもあります。そして彼女が年齢を重ねて体力的に今の演奏スタイルが続けられなくなった時、どういう変貌を遂げるのかが楽しみでもあります。それを見届けたいと思いました。
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