祝婚約!やっぱりお騒がせなヘンリー王子
イギリスのヘンリー王子が、アメリカ女優のメーガン・マークルと婚約を発表しました。ヘンリー王子が交際を宣言していましたが、婚約が実現するとは思いませんでした。イギリス王室は猛反対したはずで、メーガンには3つのハンデがあったのです。
(1)離婚歴がある。
(2)アメリカ人である。
(3)黒人の血を引いている。
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ヘンリー王子は王室の反逆者か
しかしヘンリー王子の父、チャールズ王太子はダイアナ妃と別れて離婚歴のあるカミラと結婚しているので、以前ほど離婚に関してはとやかく言われなかったのかもしれません。婚約を発表したということは、エリザベス女王の許可が降りたということでもあります。
14歳でアルコール中毒になる。
18歳でマリファナを吸う。その後、麻薬中毒患者のセミナーに参加する。
イートン校卒業後には、不正疑惑が持ち上がる。
21歳の時にナチスの制服を着てパーティに参加。激しい批判を浴びる。
22歳の陸軍士官学校の卒業パーティで、ストリッパーと大騒ぎしている写真を撮られる。
その他、全裸写真やパンチラ写真、ポロの試合での落馬などタブロイド紙には欠かせない人物でした。
かなりの問題児ですが、問題を起こしたタイミングはほぼ両親のチャールズとダイアナの不仲や不倫や離婚が騒がれた年で、両親への愛が裏切られたと感じていたのかもしれません。両親が不倫によって離婚する家庭の子供が、全てマリファナを吸うわけではないという批判もありましたが、両親の不倫を全世界に報道される子供は多くいません。両親の離婚は幼いヘンリー王子の心に、深い傷を与えたのだろうと思われます。
ヘンリー王子は模範的な兵士と言われ、仲間の兵士からも勇敢に戦っていたと賞賛されています。
イギリス王室が人種の壁を乗り越えたという報道もありますが、それはナイーブすぎる意見だと思います。
兄のウイリアム王子と同様に、幸せな家庭を作って欲しいと思います。
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(1)離婚歴がある。
(2)アメリカ人である。
(3)黒人の血を引いている。
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メーガン・マークルとは
1981年生まれのアメリカの女優で、オランダ系アイルランド人の父とアフリカ系アメリカ人の母の間にロサンゼルスで生まれました。2011年から始まったテレビドラマ「スーツ」で主要キャストのパラリーガルを演じ、幅広い人気を獲得しました。映画プロデューサーのトレヴァー・エンゲルソンと結婚しましたが、1年後に離婚しています。※「スーツ」に出演していたメーガン・マークル |
離婚歴のハンデ
イングランド国教会は離婚が禁じられていて、国王の夫人には離婚歴がある女性は好ましくないとされてきました。エリザベス女王の父の兄にあたるエドワード8世は、国王の地位に就いたにも関わらず離婚歴のある女性との結婚を望み、退位しました。この退位は、イギリスの開戦を上回る衝撃だったと言われています。※エドワード8世 |
しかしヘンリー王子の父、チャールズ王太子はダイアナ妃と別れて離婚歴のあるカミラと結婚しているので、以前ほど離婚に関してはとやかく言われなかったのかもしれません。婚約を発表したということは、エリザベス女王の許可が降りたということでもあります。
ヘンリー王子とは
チャールズ王太子とダイアナの間に生まれた2番目の子供です。兄はウイリアム王子で、王位継承順位は第5位になります。子供の頃からスキャンダルが多く、お騒がせ王子として有名です。14歳でアルコール中毒になる。
18歳でマリファナを吸う。その後、麻薬中毒患者のセミナーに参加する。
イートン校卒業後には、不正疑惑が持ち上がる。
21歳の時にナチスの制服を着てパーティに参加。激しい批判を浴びる。
22歳の陸軍士官学校の卒業パーティで、ストリッパーと大騒ぎしている写真を撮られる。
その他、全裸写真やパンチラ写真、ポロの試合での落馬などタブロイド紙には欠かせない人物でした。
※ナチスの格好をしたヘンリー王子 |
軍人としてのヘンリー王子
陸軍士官としてアフガニスタンに派遣され、ヘンリー王子もエリザベス女王も「あらゆる特別扱いを排除したい」という強い希望の元で危険な任務にも参加しています。特にタリバン掃討作戦に参加し、敵兵を殺害もしています。メディアがヘンリー王子が最前線にいることをリークしたため、タリバンはヘンリー王子の殺害を宣言し、やむなく陸軍はヘンリー王子を前線から外しました。ヘンリー王子は模範的な兵士と言われ、仲間の兵士からも勇敢に戦っていたと賞賛されています。
※陸軍時代のヘンリー王子 |
王室に残る人種問題
婚約は認められたものの、王室は黒人を認めないだろうと言われています。メーガンは自分の出自を公に話してきましたが、王室からは黒人の血を引いていることを話さないように指示される可能性があると言われています。保守的なスタンスで伝統を守るイギリス王室が、簡単に変わるとは思えません。万が一、王位継承の可能性が出てくれば、この問題は再燃するでしょう。イギリス王室が人種の壁を乗り越えたという報道もありますが、それはナイーブすぎる意見だと思います。
まとめ
これまでイギリスを騒がせてきた王子が、タブーだらけの相手を選んだというのに笑ってしまいました。恐らくヘンリー王子は、母を守れなかった王室の伝統に対する思いがあるのでしょう。しかしヘンリー王子は、ただのわがまま坊やだとは思えません。王室の地位を利用するだけのふしだらな人物が、命がけでヘリを操縦して戦争をするとは思えないですし、熱心な慈善活動からもその人柄が垣間見えます。兄のウイリアム王子と同様に、幸せな家庭を作って欲しいと思います。
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