夏のお酒はジンを飲もう
前回、ジンの飲み方について書きました。どうもジンは消毒液のにおいがして苦手、なんて方もいますが、味に慣れると清涼感がたまらないお酒でもあります。そこで美味しいジンを紹介していきましょう。
ジンはバーなどで出されるお酒で、敷居が高いと感じている人もいるようです。しかしジンは労働者のお酒で、気軽に飲めるうえに安いお酒なんです。
ジンの歴史
17世紀にオランダの大学教授が、薬として作りました。ところが普通に飲んでも美味しいので、瞬く間に広がります。それがイギリスに持ち込まれると、19世紀には産業革命下の労働者に好まれます。安くてアルコール度数が高いジンは、美味しくてさっと酔っ払えるお酒でした。
しかし上流階級には嫌われ、禁酒運動へと繋がります。ジンは不道徳なお酒として貴族から攻撃されますが、20世紀に入るとカクテルのベース酒としてイギリスでも階級に関係なく人気のお酒になりました。
ジンの種類
タンカレー
タンカレーNo10
タンカレーの上位のジンで、ジンのロールスロイスと呼ばれています。ジンとしては効果ですが、上品な香りとバランスがとれた味わいです。ジンをいろいろ試した後に、挑戦してみるといいかもしれません。
ゴードン
ロンドンのジンの中で、最もスタンダードと言われているそうです。キリッとした辛口で、すっきりした飲み心地が楽しめます。こちらもストレートで飲むもよし、カクテルベースにしても美味しいジンです。
ビーフィーター
手っ取り早くジンを飲むなら、スーパーでもコンビニでも手に入ります。安さで勝負のジンで、ストレートで飲むよりも、カクテルベースにした方が良いかもしれません。
ボンベイ・サファイア
ヘンドリックス
イギリス人とは理解し合えないと感じるジンです。バラとキュウリを漬け込んだジンで、味はキュウリそのものです。キュウリをスティック状にカットして、ストレートで飲むのが良いでしょう。最初は強烈なキュウリの香りに戸惑いますが、慣れると癖になる困ったジンです。ジンにしては高価ですし、クセが強いので最初にはお勧めしません。
ジンの飲み方
ストレートで飲むのも良いですし、アルコールが高めなので割って飲むのも良いでしょう。割るなら炭酸水がお勧めです。またカクテルのベースとしても多く使われていますので、いろいろ試してみてください。私はライムジュースで割ったギムレットや、レモンジュースで割ったトムコリンズが好きです。
まとめ
だいたい1000円から1500円ぐらいで、大抵のジンは買えます。割と安く楽しめるので、飲んだことがない方は、ぜひこの夏に試してみてください。未経験の人は、意外なおいしさに出会えると思いますよ!
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