お気に入りの一品31:メルクールのシェーバー
※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。
私は肌が弱いので、髭剃りに関しては長い間悩んでいました。結論として電機シェーバーを使うよりもウエットシェービングの方が肌へのダメージが少ないことがわかり、それ以降はT字のカミソリで髭を剃っていました。しかしT字カミソリは4枚刃や5枚刃が主流で、かなりコストがかかるんですよね。私は3枚刃のものを使っていましたが、8枚入りで1600円ぐらいします。2週間ぐらいで交換するので、月に400円ぐらいかかる計算になるわけです。
3枚刃は確かに滑らかで肌を切ってしまうこともないのですが、なんとなく割高感が抜けませんでした。今のホルダーがダメになったら5枚刃が主流になっているのだろうか?などと考えながら、果たしてカミソリの刃を多段式にすることでどれだけメリットがあるのかも疑問でした。そこで評判の良い1枚刃のメルクールを使ってみることにしたのです。ドイツの刃物で有名なゾーリンゲン地方にあるメルクール社は、T字カミソリで高い評価を得ている会社です。
私は柄が長い23Cというモデルを買いました。これが一番安かったのと、初心者にはこのモデルが良いとネットの掲示板などにあったので、これにしてみたわけです。これまでのホルダーと違いズシリと重く、刃の交換にも神経を使います。どこかのレビューにはボーっとしていると顔が血まみれになると書いてあったので、慎重に髭を剃ってみました。適正な角度がわからず何度か角度を試してみると、気持ちよく剃れる角度がありました。複数刃の多段式だと自動的に角度が決まるのですが、メルクールは自分でその角度を決めないと上手く剃れないんですね。
しかし本当によく剃れます。気持ちいいくらいジョリジョリと剃れて、思ったよりも深く剃れています。シェーバー自体が重いので、その重さだけで剃るようにするとスムーズにできますね。ただし今時のシェーバーのように「キレテナーイ」みたいなガードはないですし、吹き出物の上をサラっとなぞると血がタラタラと流れてくるので、鏡を見ながら丁寧に行なう必要はあります。しかしこの切れ味は見事で、さすがいまだに一枚刃の古典的なシェーバーを売り続けている会社だと関心しました。
ちなみに替え刃は10枚で800円ちょっとで、毎日使って1ヶ月ぐらいは気持ちよく剃れます。1枚の刃の両面が使えるので、これまでの刃の2倍の寿命になったんでしょう。1ヶ月で400円以上かかっていた剃刀のコストが、80円程度になりました。シェーバー本体が約4000円ぐらいですが、この費用もあっという間に取り返せそうなコストダウンです。切れ味といい剃り味といい、少し注意が必要ですがこれまでの多段式のシェーバーには戻れないですね。
使い方も慣れれば快適そのもので、髭を剃る前にキチンと毛穴を開かせて髭を柔らかくすれば、かなり上手くいきます。気持ちよく剃れる角度があるのですが、これだけは慣れが必要ですね。しばらくは試行錯誤という感じでしたが、今ではサッと使えるようになりました。
これで朝の髭剃りが、ちょっと楽しくなりましたよ。
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COMMENT:
AUTHOR: つるひめ
DATE: 09/27/2010 02:01:19
「キレテナーイ」でないカミソリ使うと、それこそブッチャーの様に顔面流血まみれになるんで1枚刃のカミソリには二の足踏んでしまいます。
んでも、昔の人はそれこそ床屋さんが使ってるようなカミソリで器用に剃ってたんですよね。
映画でもオッサンが石鹸泡イッパイつけて床屋さん御用達カミソリで剃るシーンが幾つも思い出せます。
でもなあ、朝の忙しい時間にこの男だけの儀式はできないなあ。
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COMMENT:
AUTHOR: はねもね
DATE: 09/27/2010 12:32:55
★つるひめさん
私の周りも「髭剃りのために早起きできないから、髭を温めるなんて無理」という人の方が多いですね。しかしやってみると、案外病みつきになるんですよ。気持ち良いんですよね。
今でも寝ぼけ眼でやると、血が垂れることがあるので注意しないといけないのですが、時間がある時はシャワーを浴びて毛穴を全開にしてから髭を剃るので目も覚めて一石二鳥です。切れ味の良い剃刀を体験したら、もう戻れません(^_^;)
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COMMENT:
AUTHOR: mumu.com
DATE: 10/02/2010 16:59:48
おいらも髭剃りを買おうと考えて居た時期がありました。
金銭的に余裕が無くなっていたので見送ってきましたが、良さそうですね。
おいらが髭剃りを探した際には日本剃刀を買いたかったのですが、管理が大変そうなので調子が悪い時は難しいということで流れました。
これ良さそうですね。
余裕が出来たらメルクールの髭剃りを買ってみます。
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COMMENT:
AUTHOR: はねもね
DATE: 10/04/2010 11:43:23
★mumuさん
普通の3枚刃や4枚刃の剃刀を使い続けることを考えると、このメルクールは4000円ぐらいなのでランニングコストで1年ぐらいあればイニシャルコストを回収できると思います。使い勝手は最初の1週間ぐらいは恐る恐るといった感じでしたが、すぐに慣れて快適に使えるようになりました。
この切れ味を体験すると、なかなか元には戻れないですよ。ぜひ機会があれば、お試しください。
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COMMENT:
AUTHOR: soda
DATE: 02/26/2011 08:37:38
私も最近メルクール(紹介されているものと同型モデルです)を購入し使用(まだ2回目)しているのですが、うまく剃ることができません。
カミソリ負けや剃り残しが結構目立つのですが、プレシェーブや実際のシェーブで気をつけている点を教えていただけませんか?
以前は3枚刃のものを使用していたのですがこちらの方が正直よく剃れていたような気がします。
おそらく使用方法に問題があるのかと思うので・・・・
すいません。よろしくお願いいたします。
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COMMENT:
AUTHOR: はねもね
DATE: 02/26/2011 21:16:20
★sodaさん
おそらくカミソリの角度が合っていないのだと思います。2枚刃や3枚刃のカミソリは、ヘッドが肌に接する面積が大きいので必然的にカミソリを当てる角度が決定しますが、メルクールの場合は自分で角度を決めなくてはいけないので、私も最初は戸惑いました。
プレシェーブで気を遣っているのは、エントリーにも書きましたがとにかく髭を柔らかくすることです。そしてシェービングでは力を入れずにカミソリの重さだけで剃るようにしています。そこで提案ですが、お風呂で使ってみてはどうでしょうか。お風呂に入れば毛穴も開きますし髭も十分に柔らかくなります。十分にシェービングフォームをつけたら、力を入れずに一番切れる角度を探してみてください。
寝かせすぎても立てすぎても切れ味が悪く、切れないからと力を入れるとカミソリまけになってしまいます。力はほとんどいらず本体の重みだけで十分に剃れますので、いろいろな角度で試してみてください。
ちなみに私は3日目ぐらいまでは、顔のあちこちを切っていました(^_^;
1週間ぐらい経ったら、かなり快適に剃れるようになりましたよ。諦めずにがんばってください!
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COMMENT:
AUTHOR: ちゅうやん
DATE: 01/21/2012 03:46:07
両刃剃刀ホルダーの製造するメーカーは激減しました。やはりかなりのテクニックが要求される事が衰退要因でしょうか?しかしなが古きに渡り先人知恵者の心意気は大事にしたいと思います。孫、子に伝えたい一品ですね。
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私は肌が弱いので、髭剃りに関しては長い間悩んでいました。結論として電機シェーバーを使うよりもウエットシェービングの方が肌へのダメージが少ないことがわかり、それ以降はT字のカミソリで髭を剃っていました。しかしT字カミソリは4枚刃や5枚刃が主流で、かなりコストがかかるんですよね。私は3枚刃のものを使っていましたが、8枚入りで1600円ぐらいします。2週間ぐらいで交換するので、月に400円ぐらいかかる計算になるわけです。
3枚刃は確かに滑らかで肌を切ってしまうこともないのですが、なんとなく割高感が抜けませんでした。今のホルダーがダメになったら5枚刃が主流になっているのだろうか?などと考えながら、果たしてカミソリの刃を多段式にすることでどれだけメリットがあるのかも疑問でした。そこで評判の良い1枚刃のメルクールを使ってみることにしたのです。ドイツの刃物で有名なゾーリンゲン地方にあるメルクール社は、T字カミソリで高い評価を得ている会社です。
私は柄が長い23Cというモデルを買いました。これが一番安かったのと、初心者にはこのモデルが良いとネットの掲示板などにあったので、これにしてみたわけです。これまでのホルダーと違いズシリと重く、刃の交換にも神経を使います。どこかのレビューにはボーっとしていると顔が血まみれになると書いてあったので、慎重に髭を剃ってみました。適正な角度がわからず何度か角度を試してみると、気持ちよく剃れる角度がありました。複数刃の多段式だと自動的に角度が決まるのですが、メルクールは自分でその角度を決めないと上手く剃れないんですね。
しかし本当によく剃れます。気持ちいいくらいジョリジョリと剃れて、思ったよりも深く剃れています。シェーバー自体が重いので、その重さだけで剃るようにするとスムーズにできますね。ただし今時のシェーバーのように「キレテナーイ」みたいなガードはないですし、吹き出物の上をサラっとなぞると血がタラタラと流れてくるので、鏡を見ながら丁寧に行なう必要はあります。しかしこの切れ味は見事で、さすがいまだに一枚刃の古典的なシェーバーを売り続けている会社だと関心しました。
ちなみに替え刃は10枚で800円ちょっとで、毎日使って1ヶ月ぐらいは気持ちよく剃れます。1枚の刃の両面が使えるので、これまでの刃の2倍の寿命になったんでしょう。1ヶ月で400円以上かかっていた剃刀のコストが、80円程度になりました。シェーバー本体が約4000円ぐらいですが、この費用もあっという間に取り返せそうなコストダウンです。切れ味といい剃り味といい、少し注意が必要ですがこれまでの多段式のシェーバーには戻れないですね。
使い方も慣れれば快適そのもので、髭を剃る前にキチンと毛穴を開かせて髭を柔らかくすれば、かなり上手くいきます。気持ちよく剃れる角度があるのですが、これだけは慣れが必要ですね。しばらくは試行錯誤という感じでしたが、今ではサッと使えるようになりました。
これで朝の髭剃りが、ちょっと楽しくなりましたよ。
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AUTHOR: つるひめ
DATE: 09/27/2010 02:01:19
「キレテナーイ」でないカミソリ使うと、それこそブッチャーの様に顔面流血まみれになるんで1枚刃のカミソリには二の足踏んでしまいます。
んでも、昔の人はそれこそ床屋さんが使ってるようなカミソリで器用に剃ってたんですよね。
映画でもオッサンが石鹸泡イッパイつけて床屋さん御用達カミソリで剃るシーンが幾つも思い出せます。
でもなあ、朝の忙しい時間にこの男だけの儀式はできないなあ。
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AUTHOR: はねもね
DATE: 09/27/2010 12:32:55
★つるひめさん
私の周りも「髭剃りのために早起きできないから、髭を温めるなんて無理」という人の方が多いですね。しかしやってみると、案外病みつきになるんですよ。気持ち良いんですよね。
今でも寝ぼけ眼でやると、血が垂れることがあるので注意しないといけないのですが、時間がある時はシャワーを浴びて毛穴を全開にしてから髭を剃るので目も覚めて一石二鳥です。切れ味の良い剃刀を体験したら、もう戻れません(^_^;)
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AUTHOR: mumu.com
DATE: 10/02/2010 16:59:48
おいらも髭剃りを買おうと考えて居た時期がありました。
金銭的に余裕が無くなっていたので見送ってきましたが、良さそうですね。
おいらが髭剃りを探した際には日本剃刀を買いたかったのですが、管理が大変そうなので調子が悪い時は難しいということで流れました。
これ良さそうですね。
余裕が出来たらメルクールの髭剃りを買ってみます。
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AUTHOR: はねもね
DATE: 10/04/2010 11:43:23
★mumuさん
普通の3枚刃や4枚刃の剃刀を使い続けることを考えると、このメルクールは4000円ぐらいなのでランニングコストで1年ぐらいあればイニシャルコストを回収できると思います。使い勝手は最初の1週間ぐらいは恐る恐るといった感じでしたが、すぐに慣れて快適に使えるようになりました。
この切れ味を体験すると、なかなか元には戻れないですよ。ぜひ機会があれば、お試しください。
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AUTHOR: soda
DATE: 02/26/2011 08:37:38
私も最近メルクール(紹介されているものと同型モデルです)を購入し使用(まだ2回目)しているのですが、うまく剃ることができません。
カミソリ負けや剃り残しが結構目立つのですが、プレシェーブや実際のシェーブで気をつけている点を教えていただけませんか?
以前は3枚刃のものを使用していたのですがこちらの方が正直よく剃れていたような気がします。
おそらく使用方法に問題があるのかと思うので・・・・
すいません。よろしくお願いいたします。
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COMMENT:
AUTHOR: はねもね
DATE: 02/26/2011 21:16:20
★sodaさん
おそらくカミソリの角度が合っていないのだと思います。2枚刃や3枚刃のカミソリは、ヘッドが肌に接する面積が大きいので必然的にカミソリを当てる角度が決定しますが、メルクールの場合は自分で角度を決めなくてはいけないので、私も最初は戸惑いました。
プレシェーブで気を遣っているのは、エントリーにも書きましたがとにかく髭を柔らかくすることです。そしてシェービングでは力を入れずにカミソリの重さだけで剃るようにしています。そこで提案ですが、お風呂で使ってみてはどうでしょうか。お風呂に入れば毛穴も開きますし髭も十分に柔らかくなります。十分にシェービングフォームをつけたら、力を入れずに一番切れる角度を探してみてください。
寝かせすぎても立てすぎても切れ味が悪く、切れないからと力を入れるとカミソリまけになってしまいます。力はほとんどいらず本体の重みだけで十分に剃れますので、いろいろな角度で試してみてください。
ちなみに私は3日目ぐらいまでは、顔のあちこちを切っていました(^_^;
1週間ぐらい経ったら、かなり快適に剃れるようになりましたよ。諦めずにがんばってください!
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AUTHOR: ちゅうやん
DATE: 01/21/2012 03:46:07
両刃剃刀ホルダーの製造するメーカーは激減しました。やはりかなりのテクニックが要求される事が衰退要因でしょうか?しかしなが古きに渡り先人知恵者の心意気は大事にしたいと思います。孫、子に伝えたい一品ですね。
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