万双のブライドルミニ財布をレビュー / 7年間使った結果
上野のカバン屋さん万双は、財布も人気です。その中で私はブライドルレザーで作られたミニ財布を使っているのでレビューしたいと思います。この財布は約7年間使ったのですが、近々買い替える予定です。ぼろぼろになるまで使われた財布のレビューは、これから買おうとしている人に有益な情報かなと思い、書いてみることにしました。
関連記事
万双のシモーネ シングル天ファスナーを8年使ったレビュー
関連記事
高いコストパフォーマンス /万双のカバン
私はスーツの時には長財布と小銭入れを使うのですが、スーツ以外で仕事に行くときや、休みの日にこの財布を使っていました。ポケットがあまりない上着の時など、このサイズは約に立ちました。
内側はヌメ皮で、手触りが良いきめの細かいレザーです。これほど白いなら、1週間ぐらいは日焼けさせてから使いたかったのですが、以前に使っていた財布が壊れていたため、すぐに使いだしました。
ネイビーのブライドルは徐々に光ってくるようになり、青黒く透明感が出てきます。かさついたらデリケートクリームをたまに塗る程度のメンテですが、時間とともに風合いが出てきます。しかし私は夏場にお尻のポッケに入れたまま大汗をかいたりしたので、革の表面が傷んでしまいました。お尻のポケットに入れて汗をかいたり雨に濡れるのは、気を付けた方がいいと思います。片面だけガサガサして、透明感がなくなりました。
長年使っていて、一部の糸が切れました。これは万双に持っていけば、有料で直してくれます。私はカバンを何度も修理に出しているので、これも修理しようと考えていましたが、他の部分がダメになったので買い替えることにしました。
コインケースの裏にもカード入れがあり、そこにはSuicaなど3枚のカードを入れています。
さらに小銭入れの裏側にあるカードケースも、小銭入れに合わせて作っているので深くなりすぎています。そのためカードが中途半端な位置にまでしか入らないので、財布の表面にカードの形が出てきてしまいます。
それと財布を閉じるホックがあるので、オスの部分が小銭入れのヌメ革に当たって穴を開けてしまいました。今回、私が買い替える決断をしたのは穴が開いたからです。ホックが当たる部分を少し補強してくれていればと思いました。
今回は小銭入れに穴が開いてしまいましたが、約7年間使用しましたから寿命だと思って諦められる年月です。自分で内側から革を当てて補強することも考えましたが、今回は新しいものにすることにしました。これだけ長く使っていると、他のものも使ってみたくなるからです。さて次は何にするか、それが未だに決まっていません。
関連記事
万双のシモーネ シングル天ファスナーを8年使ったレビュー
万双とは
万双は上野のアメ横にある小さなカバン屋さんです。以前にも万双のことを書いているので、社長の武井さんのことやらなにやらは、そちらをご覧ください。関連記事
高いコストパフォーマンス /万双のカバン
財布のサイズ
万双のサイトによると、8.7cm×9.5cmです。かなり小ぶりのサイズなので、お尻のポケットに入れるにしてもカバンに入れるにしても気にならないサイズです。私はこのサイズが気に入って購入しました。※新品時のミニ財布(万双のサイトより) |
私はスーツの時には長財布と小銭入れを使うのですが、スーツ以外で仕事に行くときや、休みの日にこの財布を使っていました。ポケットがあまりない上着の時など、このサイズは約に立ちました。
革の質感
イギリスのセドウィック社のブライドルレザーとネットに書いている人がいましたが、ちょっと違う気がするんですよね。まあ、それはともかく可もなく不可もないブライドルレザーです。ブルーム(新品の時にある表面に出てきたロウ)が少なめだったので、買った日からポケットに入れて使っていました。内側はヌメ皮で、手触りが良いきめの細かいレザーです。これほど白いなら、1週間ぐらいは日焼けさせてから使いたかったのですが、以前に使っていた財布が壊れていたため、すぐに使いだしました。
革の経年変化
ヌメ革は一気に汚れていき、あまりの汚さに靴を洗った時に一緒にサドルソープで洗いました。汚れがある程度落ちて、色が少し濃くなったので汚れ目はずいぶんとマシになりました。このヌメ革は上質な方だと思います。やがて艶が出てきて、風合いが出てきました。つくづく、最初に十分に日焼けさせれば良かったと思いました。ネイビーのブライドルは徐々に光ってくるようになり、青黒く透明感が出てきます。かさついたらデリケートクリームをたまに塗る程度のメンテですが、時間とともに風合いが出てきます。しかし私は夏場にお尻のポッケに入れたまま大汗をかいたりしたので、革の表面が傷んでしまいました。お尻のポケットに入れて汗をかいたり雨に濡れるのは、気を付けた方がいいと思います。片面だけガサガサして、透明感がなくなりました。
縫製
やや粗い部分がありますが、値段を考えれば十分すぎるほど丁寧です。これに文句を言う人もいるようですが、そういう方は何万円も払って手縫いの財布を買った方が良いと思います。長年使っていて、一部の糸が切れました。これは万双に持っていけば、有料で直してくれます。私はカバンを何度も修理に出しているので、これも修理しようと考えていましたが、他の部分がダメになったので買い替えることにしました。
カード入れ
カード入れの中にクレジットカードなど4枚ほど入れています。最初の頃はとても4枚も入りませんが、徐々に革が伸びてくるのでスムーズに出し入れができるようになります。以前は5枚ほどカードを入れていました。財布を整理してカードを1枚減らしたらガバガバになってしまったので、濡れたタオルで覆って水分を吸わせ、数日かけて日陰で乾かすと革が縮んでガバガバではなくなりました。コインケースの裏にもカード入れがあり、そこにはSuicaなど3枚のカードを入れています。
札入れ
1万円札も入ります。新品のうちはお札が入りにくいですが、徐々に馴染んできます。お札と財布のサイズがピッタリなので、時々お札がちょっとだけはみ出していて、ボロボロになっていることがあります。ぎりぎりまでサイズを切り詰めた結果なので仕方ないと思います。小銭入れ
この財布の不満点は小銭入れです。深すぎて小銭を取り出しにくく、最初の頃は手こずりました。今も時々、思うように小銭を出せないことがあります。全体の半分を小銭入れにした方が、バランス的に良いのかもしれませんが、とにかく出しにくい小銭入れになっているのが不満です。さらに小銭入れの裏側にあるカードケースも、小銭入れに合わせて作っているので深くなりすぎています。そのためカードが中途半端な位置にまでしか入らないので、財布の表面にカードの形が出てきてしまいます。
※下から三分の一ぐらいに見えるラインはカードの跡です。 |
それと財布を閉じるホックがあるので、オスの部分が小銭入れのヌメ革に当たって穴を開けてしまいました。今回、私が買い替える決断をしたのは穴が開いたからです。ホックが当たる部分を少し補強してくれていればと思いました。
※ホックの右斜め上に穴が空いています。 |
まとめ
小銭入れが使いにくいというのもありますが、札入れと小銭入れがついてカードもそこそこ入れられる小型の財布は貴重です。小銭入れの点を差し引いても良い財布だと思いました。お値段も手ごろですし、満足できる財布でした。特に2つ目の財布として購入するなら、コストパフォーマンス的にもかなり良い買い物だと思います。今回は小銭入れに穴が開いてしまいましたが、約7年間使用しましたから寿命だと思って諦められる年月です。自分で内側から革を当てて補強することも考えましたが、今回は新しいものにすることにしました。これだけ長く使っていると、他のものも使ってみたくなるからです。さて次は何にするか、それが未だに決まっていません。
コメント
コメントを投稿