男は黙って極厚Tシャツ /6オンス以上のTシャツを勧める理由

夏が近づいてきて、Tシャツを着ることが多くなりました。以前はドレスシャツ(ワイシャツ)の下に着るTシャツはユニクロのものを愛用していましたが、ここ数年はTシャツだけで着る場合は極厚のTシャツを着ることが増えました。



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透けるのが問題になる

ここ数年のことですが、男性がシャツを着る際に乳首が透けるのが嫌がられるようになりました。私の記憶では2010年頃から急速に言われはじめ、いつの間にかエチケットとして透けないようなシャツを着ることが常識のように言われだしました。

※こちらは透けたように見える「妄想スプラッシュTシャツ」という商品

ポロシャツなどでも乳首の形がわかるのはNGと言われ、ポロシャツの下にタンクトップを着る人も増えています。かつてはポロシャツの下に肌着を着るのはオッサンの代名詞的行為だったのですが、時代とともに感覚は変わるのです。

もともとTシャツは分厚かった

かつては着古したTシャツというのがあり、洗濯と日光で色が薄くなってしまったTシャツを着ている人もいました。いつしか生地が薄くなり、洗濯を繰り返すと首回りがデロンデロンになったり、破れたりするようになります。着古す前にシャツがダメになるんですね。ですから最近は着古したTシャツなんて見ることが無くなってしまいました。



低コスト化のために生地が薄くなったのですが、昔から変わらない分厚い生地で売り続けるメーカーに加え、最近になって分厚い生地でTシャツを作るメーカーが出てきました。薄くなったことへの反動に加えて、上記の乳首が透ける問題をどうにかしたいということなのだと思います。

極厚Tシャツのメリットとデメリット

メリットは汗をよく吸ってくれるので、私のような汗かきには向いています。ガンガン汗を吸い込んで、ガンガン渇かしてくれます。薄手のTシャツのようにべったりと肌に張り付くことが少なく、夏場の外回りや運動などに厚手のTシャツは重宝します。さらに厚手のシャツは洗う度に生地の目が詰まっていき、独自の風合いを見せるものが大半です。薄手のTシャツにはない独特の風合いを楽しむことができます。

デメリットとしては、どうしても着心地が悪くなります。ゴワゴワした感じがするものが多く、薄手のTシャツのサラッとした感じはなくなります。

代表的な極厚Tシャツ

だいたい6オンスを超えるものが極厚と呼ばれることが多いので、6オンス以上の厚さがあるものを紹介しましょう。

(1)キャンバー
アメリカのスポーツウェアのOEM先として長らく稼働していた工場が、自らのブランドを起こしたのがキャンバーです。302と呼ばれるポケットつきTシャツは、なんと8オンスのコットン生地で作られています。8オンスといえば、最近では薄手のパンツにも使われる厚さです。とにかく分厚つくて頑丈なのが特徴です。私も持ってますが、とにかく汗をよく吸ってくれます。



また701と呼ばれるポケット無しのTシャツは6オンスで、これでも十分な厚さがあります。ガンガン洗って長く着たい人には、これ以上ないタフなTシャツです。

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(2)チャンピオン
アメリカを代表するスポーツウェアメーカーです。GT19と呼ばれるTシャツは7オンスの極厚生地で作られています。スポーツジムなどでは、これを着ている人を多く見かけますね。安売りしているのを見つけたら、即買いするという人も多いようです。






(3)ベイサイド
詳しい歴史などは知りませんが、いつの間にかあちこちで売られるようになっていました。カリフォルニアのオレンジカウンティにあるメーカーのようです。5000円ぐらいすることもある極厚Tシャツの中では、2000円台(時には1000円台)と割と安価で売られているのが特徴で、このくらいの価格なら手が出しやすいという方も多いようです。






(4)フルーツ・オブ・ザ・ルーム
アメリカを代表する下着ブランドですが、こちらのハイクオリティラインでは6オンスの生地で作ったTシャツがあります。


こちらは7.2オンスだそうです。



(5)グッドウェア
80年代に創業した新興メーカーですが、アメリカ製にこだわり極厚の製品を多く出していることで有名です。最近、特に人気が高いメーカーです。


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偽物が多く売られているので注意が必要なメーカーです。


まとめ

国産メーカーでも極厚Tシャツを出しているところが増えてきました。薄いTシャツと厚いTシャツは使い分けるのが良いと思いますが、これまで薄手ばかりを着ていた人は一度試してみることをお勧めします。特に汗をかく人は、一度使ってみると案外心地よいと思いますよ。


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