グッドウェア /メイド・イン・USAにこだわるTシャツ

ここ数年、とても高い人気を誇っているグッドウェアのTシャツをご紹介します。しかしあまりの人気のせいか最近では偽物や類似品まで出ているようで、中国製のグッドウェアも見られます。しかしMade in USAにこだわり続けているのがグッドウェアですから、アメリカ製以外のものは全て偽物ということになります。



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ポケTの流行

2014年か15年あたりから、ポケット付きTシャツ、通称ポケTを着ている人が増えました。またこれより数年前から、男性がTシャツを着た時に乳首が透けて見えるのが不快という風潮が高まり、厚手のTシャツが求められるようになりました。ポケTブームは、厚手のTシャツが注目された結果、生まれたように思います。



この時にチャンピオンをはじめ、さまざまなメーカーのTシャツが注目されましたが、その時にグッドウェアもセレクトショップを中心に注目されました。厚手のTシャツの中でも特に厚い部類に入り、なおかつ着心地も良いのが注目された理由でした。耐久性も高く、少し高い値段でも多くの人に受け入れられました。

グッドウェアとは

ボストン大学に通っていたStephen Liquoriは、TシャツにシルクスクリーンでプリントしたりTシャツに手書きをしていました。大学を卒業したStephenは、マサチューセッツ州チェストナットヒルにTシャツの小売店を開きます。独自に印刷したTシャツの販売を続けると、1983年にグッドウェアを設立しました。Stephenは既存の安いTシャツにうんざりしていて、米国製で長持ちする高品質のTシャツを作る衣料品ブランドを始めたいと考えていたのです。

当初はスポーツブランドのOEMを中心に手掛けていたようで、後に自社ブランドの展開も始めます。日本には90年頃から進出していて、日本の輸入代理店が日本人の体型に合わせたデザインで注文していたようです。しかし近年では並行輸入品も増え、さまざまなモデルが国内で流通しています。



特徴は7.2オンスという厚手の生地を使っていることと、胴体部分に縫い目がない丸胴と呼ばれる形で作られていることです。一般的な横割りと呼ばれるTシャツの作り方では、脇の部分に縫い目がありますが、丸胴では縫い目がありません。より立体的なシルエットになっています。生地が分厚くて耐久性が高く、着心地も良いということで、コストパフォーマンスの高いTシャツとして高い人気を保っています。

グッドウェアのモデル

ポケット付きクルーネック
これが最も人気のモデルで、現在の定番Tシャツともいえるでしょう。カラーバリエーションも豊富で、何枚持っていても邪魔になりません。Tシャツだけで外出するのはちょっと・・・と思う人でも、この肉厚で重厚な雰囲気なら大丈夫だと思います。



ポケット付きVネック
私はこちらのVネックを2枚持っています。Vネックを選んだのは、シャツの下に着ることもあるからで、加えて首が太くて短い私はVネックの方がスッキリ見えるからです。クルーネックかVネックかは、好みで選べば良いと思います。



長袖Tシャツ
売っているのをそんなに見ないですが、長袖Tシャツもあります。春秋にシャツの下に着るのに、長袖Tシャツは重宝しますよね。半袖と同様に7.2オンスで、袖はリブになっています。アメリカのスポーツの練習生が着ていそうなタイプです。



類似品に注意

このブログを書くためにあちこちのネットショップを見ていたのですが、偽物や類似品が大量に売られていることを知りました。グッドウェアの中国製はありません。全てアメリカ製です。「USAコットン使用」とやけに大きく書いてある店は、多くの場合が類似品か偽物です。気を付けましょう。

これらの中には、丸胴ではなく横割りのものも多く含まれていて、似て非なるものがたくさんあります。本物が格安で売られていることもありますが、値段が安いものは気を付けた方が良いと思います。

まとめ

ユニクロなどの安いTシャツが売れていますが、Tシャツ1枚で出かけるとなると、薄手のTシャツでは心もとないこともあるでしょう。そんな時に、厚手のしっかりしたTシャツがあると便利です。優れたメーカーは沢山ありますが、その中でもグッドウェアは高品質のTシャツを多く販売していて、ちょっとお値段は高めですが満足度の高い商品として人気です。くれぐれも類似品には注意して、お買い求めください。


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