汗っかきにはキャンバーのTシャツ /分厚い方が涼しい

毎日暑いですね。そして最近は無地のTシャツが流行っているようです。汗っかきの人には厚手のTシャツが向いていると以前書きましたが、今回は最厚手のキャンバーのTシャツを紹介したいと思います。今どき少なくなったメイド・イン・USAの、本格派Tシャツです。



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なぜ汗っかきには厚手Tシャツなのか?

最近は1000円も出せば3枚入りのパックTシャツが買えます。この手のTシャツは薄手で、汗をかくと地図のように汗で模様ができあがってしまいます。

※私の場合、毎回こうなります。

こうなると生地はびちょびちょで、乾くのも遅いので不快な感じが続きます。しかし厚手の生地だと大量の汗を吸い取りつつ乾いていくので、不快なべとつきもなく汗が乾く時に気化熱によって温度を奪われるので涼しくなるのです。分厚い生地は暑苦しく感じますが、実際に着てみると案外涼しいことに気づきます。

キャンバーがあまり知られていない理由

キャンバーはアメリカの学校の体操着を長らく作っていた工場です。そして他のメーカーのOEM先として、長く稼働してきました。キャンバーというブランド名で製品を売り出したのは1992年からで、アメリカ国内での市場を中心に販売しています。実はアメリカでもキャンバーは有名メーカーとはいいきれません。アメリカ人の多くが学生時代にキャンバーのお世話になっていますが、OEMとして製造してきたので名前が知られる機会がすくなかったのです。しかし日本ではセレクトショップを中心に、少しずつ名前が知られてきています。

キャンバー301と302

両方とも半袖Tシャツで、違いは301が普通の半袖なのに対し302は胸ポケットがつくことです。両方とも生地は8オンスあり、現在売られているTシャツの中では最も分厚いものです。最近では安価な薄手ジーンズが8オンスですから、その厚みがわかると思います。

※301

買ったばかりの頃はゴワゴワして肌触りが悪いですが、10回ほど洗うと目が詰まってきて柔らかく感じるようになります。もちろん柔らかくなると言っても薄手Tシャツほどではありませんが、ずいぶん着やすくなってきます。伸びたり破れたりしなすい首回りが強化されているので、ガンガン洗ってもへたりません。単に生地が厚いだけでなく、頑丈さも際立っています。

以前は何度も洗って色が落ちた洗いざらしのTシャツを着ている人をよく見かけました。しかし近年では1シーズンで首回りが伸び、ほつれたり破れたりするTシャツばかりになり、洗いざらして色が落ちたTシャツを見ることが少なくなりました。キャンバーは何度も洗って干して色が落ち、懐かしい洗いざらしの雰囲気を出すことができます。

※302 こちらは私物です。

日本ではあまり見かけませんが、長袖の305というラインナップもあります。こちらはいかにもアメリカ映画でスポーツの練習生が着ていそうな雰囲気があります。


キャンバー701と702

301と302はあまりに分厚いと思う人のために、6オンスの701と702があります。こちらもポケットがあるかないかで品番が変わっているだけです。

※カジュアルウェイトシリーズは6オンスです。

ポケットなしが701、ポケット付きが702、半袖ポロシャツが710となっています。6オンスはキャンバーの中では薄手ですが、5オンス以上を厚手と表記するところも多いので、6オンスは世間一般のTシャツと比較すると極厚のTシャツになります。こちらも汗を十分に吸い取ってくれます。さすがに8オンスは分厚すぎると思う人には、こちらから試してみてはいかがでしょうか。


まとめ

あまり汗をかかない人は、もっと薄い生地のTシャツの方が良いと思います。しかし私のように汗っかきの人には、このように分厚いTシャツでなければ汗を吸い取りきれず、しかも分厚い生地ならではの気化熱による涼しさを感じることができると思います。今年のように暑い日の日常だけでなく、スポーツをする際にもキャンバーの厚手は重宝します。とにかく汗をかく環境なら、試してみて損はないと思います。

今どき、Tシャツは1000円も出せば買える時代です。わざわざ数千円も出して買う必要がないと思う人もいるでしょう。しかしキャンバーを1度試してみると、なぜ売れているのかがわかると思います。そして1シーズンで首回りが伸びてだらしなくなる安いTシャツと違い、何シーズンも着られる丈夫さを感じると思います。1度試すと、癖になる人が多いTシャツです。


その他の厚手Tシャツに関してはこちらをどうぞ。
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