松本潤が火野正平になれない理由

2017年に入って、やけに芸能人の不倫報道が増えた気がします。仲間由紀恵の旦那の田中哲司マギーとハイスタの横山健袴田吉彦渡辺謙などちょこっと話題になったものから、話題騒然の船越英一郎や洒落になっていない上原多香子、そしてテレビでは完全に無視された嵐の松本潤の二股など、この手の話題が多いですね。



で、そんな不倫報道が渦巻く中、NHK BSでは火野正平が「にっぽん縦断こころ旅」で、相変わらずの人たらしぶりを見せています。


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火野正平とは

火野正平をご存じない方のために説明すると「劇団こまどり」出身の役者で、70年代から80年代に脇役として活躍しました。1970年に結婚していましたが、共演女優からスタッフまで幅広く不倫にいそしんで、ワイドショーの格好のネタにされていました。「女性の敵」とテレビで連呼され何度も仕事を干されますが、なんだかんだで映画やテレビに出続けている方です。

若い頃の写真が、俳優の濱田岳にうり二つなので「濱田岳は火野正平の隠し子?」というのがまことしやかに囁かれたこともあります。もちろん事実ではありません。しかしauのCMの金太郎が次々に女性と不倫を繰り返しているとしたら、そのインパクトは絶大でしょう。火野正平とは、そういう人だったのです。

※左:濱田岳 右:若い頃の火野正平


とにかくモテる火野正平

以前、「必殺仕置人」に出たことがある大部屋俳優の方と話をした時に、出演していた役者さんのことを尋ねたら、火野正平のことを「とにかく優しい人」「かわいい人」「偉ぶるところがなくて、一緒にいると安心する人」と言っていました。そして女性に関しては「めちゃくちゃモテる。メイクさんとか、そこにいなくていいスタッフさんが残ってて、じーっと火野さんを見てる」と言っていました。

その雰囲気は「にっぽん縦断こころ旅」を見ても伝わります。無類の女好きは健在ながらも、自転車で訪れた先の人から、人懐っこい笑顔で老若男女問わずに好かれ、誰とでもすぐに仲良くなっていきます。これを見ると「ああ、この人はモテるなぁ」と思ってしまう人たらしぶりです。

火野正平がすごいと言われるのは、別れた女性から恨まれていないことです。ご本人曰く「俺は女性を捨てたことはない」で、この点は役者仲間の多くが「火野は別れる時も、きっちり筋を通す」と言っていました。そのため別れた後も好意を持っている女性が多いらしく、芸能レポーターが大騒ぎする割に相手女性から不満や悪口が出たのを聞いた覚えがありません。

それとよく言われたのが、「火野正平は世間の評判は気にしないけど、自分と関わった人の世間の評判は気にする」というものです。つまり自分が不倫をしてどうこう言われるのは気にしないけど、自分とつきあったことで相手が悪く言われるのは気にしていたわけです。こういうところが、優しいと言われる所以でしょうね。

火野正平の不倫は、基本的に自分から口説きに行かず、来る人でときめく人は拒むことなく、相手の世間体を心配しつつ、別れる時はきちんと話をつける、ということになります。こんな調子で一度に10人ぐらいとつきあっていたというのですから、なんというか凄いなと思ってしまいます。

松本潤のスキャンダル

今年の初めに、嵐の松本潤の二股騒動(途中から三股騒動?)をネットで見ていて、火野正平を思い出していました。週刊文春の報道が全て正しいわけではないでしょうが、文春に書かれている松本潤の行動は火野正平と正反対なんですよね。自分から口説きに行き、バレたら相手のことを知らないふりをして、相手が激しいバッシングを浴びていても知らぬ存ぜぬを通しつつ別の女性と合コン。なんというか、遊び人としての格が火野正平とは違うなと思いました。

松本潤の浮気相手。最近のAV女優って美人が多いですよね。

しかし嵐って、ジャニーズの中でも下半身の話題が突出して多い気がします。そういう人が集まったグループなのか脇が甘いのか?そしてテレビでは全く報じられないところに、事務所の影響力というのをとても感じました。


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こちらは火遊びではなく、たき火台です。

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