フィルソンのバッグ /リュックサックをレビュー
アメリカのワークブランド、フィルソンのバッグはデザイン性の高さと丈夫さで大人気ですね。その中で私はリュックサックを使っているので、購入を検討している人の役に立てればと思いレビューを書いて見ます。あくまでも個人の感想ですので、その点はご了承くださいね。
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かつてはカジュアル志向からイタリアでデザインしたラインもありましたが、売れているにもかかわらずスパッと止めて、本格的アウトドア路線に回帰しました。日本ではゴールドウインが総代理店でしたが、その後アウターリミッツに代わりました。このアウターリミッツの販促の成功が、今日の日本でのフィルソン人気を支えていると言われています。
さらに新しい時は、ブライドルレザーのストラップもビョーンと張って、収納時に邪魔です。これも使っているうちに落ち着いていきます。使い込むうちにどんどん馴染んでくるので、細かいことはあまり気にしないで使っていきましょう。
このクラシックなデザインのため、カジュアルな格好にはもちろんアメトラ風のジャケパンスタイルでも合わせられます。さすがにスーツに合わせるのは無理ですが、合わせられる自由度は高いと思います。
フラップはホックで留めるタイプですが、最初のうちは固くてあまり留めていませんでした。しかしこれも使っているうちに馴染んできました。
さらにブライドルレザーの1枚革を使っている特性上、使用しているとどうしても伸びてくるようです。最初からストラップを長くして使っていると、10年後にはどうしようもなく長くなってしまうそうです。そのため、最初はやや短めにして使う方が良いでしょう。
また私が使っている色がタンということもあり、汚れや色移りは目立ちます。気になる人は濃いめの色を選ぶ方が良いでしょう。しかしフィルソンのバッグは、こういったことを気にせずにガンガン使うのが本来のスタイルではないかとも思います。
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フィルソン とは
アメリカを代表するワークブランド で、1897年にクリントン・C・フィルソンによってシアトルで創業しました。カナダのクロンダイクで起こったゴールドラッシュによってシアトルには一攫千金を夢見る人たちが集まっており、フィルソンはそういった人達に防寒具や工具を販売していたのです。30万人もの人々が押し寄せたシアトルで成功したフィルソンは、ゴールドラッシュの収束後も木こりなど森林で生計を立てる人を相手に商売を続け、大きな成功を収めました。詳しくは以下の関連記事をご覧ください。関連記事:最上を目指したワークブランド フィルソン
かつてはカジュアル志向からイタリアでデザインしたラインもありましたが、売れているにもかかわらずスパッと止めて、本格的アウトドア路線に回帰しました。日本ではゴールドウインが総代理店でしたが、その後アウターリミッツに代わりました。このアウターリミッツの販促の成功が、今日の日本でのフィルソン人気を支えていると言われています。
リュックサックの種類
リュックサックは数種類がありますが、私が持っているのは最もスタンダードなリュックサックです。ジェームス・ボンド役で有名なダニエル・クレイグも愛用していることで知られています。※買ったばかりの時の私物のリュック |
質感
新品の時は、生地がカチカチで段ボールのような固さです。コットンとは思えぬ固さに、少し戸惑いました。背負うとまさに段ボール箱が背中に張り付いているようで、背負っていて強い違和感を覚えました。しかし1週間も使えばある程度馴染んできます。※最初はまるで段ボール箱を背負っている気分になります。 |
さらに新しい時は、ブライドルレザーのストラップもビョーンと張って、収納時に邪魔です。これも使っているうちに落ち着いていきます。使い込むうちにどんどん馴染んでくるので、細かいことはあまり気にしないで使っていきましょう。
デザイン
クラシックな外観で、古き良きアメリカの世界です。現在流行している最新のリュックサックに比べると、全く洗練されていません。悪く言えば野暮ったいのですが、そこがフィルソンの魅力でもあります。このクラシックなデザインのため、カジュアルな格好にはもちろんアメトラ風のジャケパンスタイルでも合わせられます。さすがにスーツに合わせるのは無理ですが、合わせられる自由度は高いと思います。
形状
横幅が広く奥行き(マチ)があまりない形状です。そのため収納容量が少なく見えますが、いざ使ってみるとかなりの量が入ります。背面ポケット
デザインのアクセントになっている2つのポケットですが、上方に向かってマチが大きいのが特徴です。あまり大きなものは入れられませんが、私は手帳やスマホの充電用バッテリーを入れています。※マチは下の方に向かってなくなります。 |
フラップはホックで留めるタイプですが、最初のうちは固くてあまり留めていませんでした。しかしこれも使っているうちに馴染んできました。
もう一つのポケット
案外重宝するのが、こちらのポケットです。すぐに取り出せるので、ちょっとしたものを入れるのに役立ちます。私はiPadをここに入れています。※このポケットが案外便利です。 |
インナーポケット
インナーポケットはありません。仕切りすらないので、小分けして入れるポーチなどがあった方が良いですね。リュックのパッキングの基本として、重いものは背中に近く上方にある方が疲れません。小分け用のポーチを使い分けて、上手くパッキングしてください。ストラップ
ブライドルレザーを使ったベルトは、細いので肩に食い込みます。軽い時はいいのですが、書類や水筒や何やらを入れすぎて重くなると肩に食い込んで辛いですね。ここら辺りは、最新のバックパックに比べて快適性は低いと感じます。※新しい時はストラップが張っています。 |
さらにブライドルレザーの1枚革を使っている特性上、使用しているとどうしても伸びてくるようです。最初からストラップを長くして使っていると、10年後にはどうしようもなく長くなってしまうそうです。そのため、最初はやや短めにして使う方が良いでしょう。
ファスナー
ファスナーは、快適に開け閉めが可能です。大振りで使いやすく、不満は全くありません。形状からしてYKK製だと思われます。タロンやリリなどに比べても、一番安心できるメーカーですね。そのためトラブルも少ないと思います。色移り・汚れ
デニムのジャケットを着ていると、汗で色移りします。レザージャケットなども、モノによっては色移りしそうです。雨の日や暑くて汗をかく日は顕著で、気になる人は注意が必要です。※約半年の使用です。 |
※夏場に白シャツで利用したら、こうなりました・・・ |
また私が使っている色がタンということもあり、汚れや色移りは目立ちます。気になる人は濃いめの色を選ぶ方が良いでしょう。しかしフィルソンのバッグは、こういったことを気にせずにガンガン使うのが本来のスタイルではないかとも思います。
その他のリュックサック
フィルソンのリュックサックにはいくつかの種類があります。容量も形状も全く違うので、好みや用途によって使い分けると良いと思います。ティンクロス・バックパック
ジャニーマン・バックパック
それぞれのサイズを表にしました。単位はcmです。今回紹介したリュックサックが、特に幅が広いのがわかると思います。
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まとめ
最初のうちは固くて使いづらく、最新のリュックのような快適性などは望めません。本体重量もそこそこあるので、同じ値段を出すならほかに快適なリュックはたくさんあります。それでもフィルソンを選ぶのは、他にはないクラシカルなデザインと何より頑丈でタフなところが好きな方です。上にも書いたように、カジュアルなジャケパンスタイルなら、気にせず使えるところも気に入っています。汚れが目立つのが嫌な人には、濃いめの色を選択するのが良いでしょう。私はこのデザインが気に入っていますし5年10年と使い倒したいと思っています。関連記事
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