唯一無二の存在になったバンドメイド /世界征服に向けて躍進中

 2015年4月、アメリカのSNS上で日本のガールズバンドが話題になりました。メイド服を着た5人編成のバンドは、シンプルなハードロックを演奏して高い演奏力を見せていました。「本当にこの子達が演奏してるの?」という驚きのコメントが数多く寄せられ、本人達のSNSにもアクセスが殺到しました。これが今や日本を代表するバンドに成長したバンドメイドが、陽の目を見た瞬間でした。今回は海外で大人気の、バンドメイドについて書いていきたいと思います。


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バンド結成前夜

バンドメイドの結成は、2011年10月21日に遡ります。この日に19歳になった少女が、アイドルになることを夢みて熊本から上京してきました。彼女は秋葉原のメイド喫茶でバイトをしながらオーディションを受け続け、2011年の末にオーディションに合格します。彼女は野口みかを名乗り、リル・クミンという3人組のアイドルユニットとして活動を開始します。彼女達は、いわゆる地下アイドルでした。

※リル・クミン(左が野口みか)


しかしこのユニット活動は順風満帆とは言えず、2013年3月に解散します。その後、事務所の社長に呼び出された野口みかは、今後はどんなことをしたいか質問されました。野口はメイド服を着て格好良い曲を歌うバンドをやりたいと言います。メイド服にバンドというアイデアを社長は面白いと感じ、やらせてみることにしました。早急にバンドのメンバーを集めることを命じ、野口はバンドメンバー集めに動き始めます。そして細かな時期は不明ですが、野口は芸名を改めました。小鳩ミクを名乗ることにした彼女は、語尾に「〜っぽ」をつける特徴的な話し方をするようになります。

バンドメイドの結成

小鳩はインターネットで音楽を演奏している女性を探します。その中で「弾いてみた」系の動画を出していた遠乃かなみを見つけました。彼女はシンガーソングライターを目指して音楽活動をしており、ギターを巧みに演奏していました。小鳩は早速連絡をとり、自分のバンドに参加して欲しいとお願いします。メジャーな事務所に所属している小鳩からの要請に、遠乃はすぐに了承しました。現在、バンドメイドのギターリストであり、メインソングライターのkanamiが加わったのはこの時でした。

kanamiはメイド服を着て演奏すると聞いて、可愛い服を着られるなら歓迎だと喜びました。そして小鳩からベースもドラムもいないと聞くと、以前に一緒に仕事をしたことがあるドラマーに連絡してみることにします。連絡を受けた廣瀬茜は、メイド服を着て演奏するということに難色を示しました。マキシマム ザ ホルモンのドラマー、ナヲに憧れていた廣瀬にとって、メイド服は突拍子もないものに感じたのです。少しだけ考えさせて欲しいと一旦は保留しますが、これもチャンスだと思い直して参加することにしました。こうしてakaneがメンバーになります。

さらにakaneは小鳩とkanamiからベーシストがいないと聞き、専門学校で同級生だったミサに連絡をします。しかしミサもメイド服に難色を示し、一旦は返事を保留しました。主にオルタナ系のバンドで演奏してたミサは、メイド服を着たバンドと聞いてコミックバンドのようなものを連想したようです。しかし最終的には参加することに決めました。こうして小鳩ミク、kanami 、akane 、misa の4人が揃い、バンドメイドが始動することになります。しかし初ライブを終えて、以前から感じていた問題がハッキリしていきました。小鳩の声は低く、声量も小さめでバンドのヴォーカルとしてはとても弱いのです。さらにギターも1本だけでは音が薄く、当初から言っていた格好良い音楽には物足りませんでした。

そこで小鳩とスタッフは、同じ事務所に所属している彩姫(さいき)に目をつけます。しかし安室奈美恵に憧れて歌手になった彩姫に、そのまま伝えると参加拒否されると考えた小鳩とスタッフは、詳細を隠してバンドへの参加を打診します。すでに「〜っぽ」を語尾につけて喋っていた小鳩は顔を出さず、他のメンバーが彩姫と会ってリハーサルを重ね、衣装の採寸を行い、ライブ当日を迎えます。彩姫が小鳩に会い、衣装のメイド服を渡されたのはライブ前日の夜だったようです。断れない状態にしておいてから、バンドメイドの実態を知らせたわけです。2013年8月22日、saikiが加入した現在の形のバンドメイドがデビューします。デビューイベントが終わって控室に戻ったsaikiは、怒って衣装のエプロンを取ると投げ捨ててしまい、これがきっかけで全員の衣装を個別にアレンジすることになっていきます。そしてsaikiの参加により、小鳩がリズムギターを演奏することになりました。小鳩はギター経験がなかったので、一からのスタートでした。

突然のブレイク

バンドのコンセプトは小鳩が言い出した、メイド服を着た格好良い曲を演奏するバンドでしたが、それ以外にも当初から彼女達が言っていたことがあります。自分達で曲を作ること、海外に進出すること、世界征服です。しかし当時は海外どころか国内でも人気は出ず、kanamiが作る曲は何度もプロデューサーにボツにされていました。2014年にデビューアルバム「Maid in Japan」をリリースしますが、曲は全て外部の作曲家の手によるものでした。またバンドメイドにとって格好良い曲とは何か?というのも暗中模索の状態でした。さまざまな音楽を試していく試行錯誤が始まります。

2014年の8月に、アルバム「Maid in Japan」から「愛と情熱のマタドール」がシングルカットされます。その際のカップリング曲は、メンバー全員の希望でハードロックの「スリル」になりました。しかし「愛と情熱のマタドール」はオリコンチャート圏外という低空飛行で、所属事務所はバンドの解散も視野に入れていたようです。そんなことを知らない本人達は、ライブハウスを回り、イベントをこなし、なんとか自分達に目を向けてもらおうと奔走していきます。そして2015年4月、突如バンドメイドのツイッターアカウントにアクセスが急増し、しかも英語のコメントが大量につくようになります。あまりのアクセスの多さに困惑し、自分達のアカウントが乗っ取られたのではないかと騒ぎました。

※スリルのMV

そんな中、kanamiがアクセス元を調べるとJrock Radioという日本のハードロックを紹介するFacebookページに「スリル」のMVがリンクされ、それがバズっていることがわかりました。実はJrock Radioは事前にバンドメイド側にリンクすることを伝えていたのですが、英文のメールだったためマネージャーがスパムメールだと思って削除していたのでした。こうして日本で無名のバンドメイドはアメリカで知名度を上げ、今後はハードロックを中心に演奏して行くことを決めました。

快進撃の始まり

突如としてアメリカで名前を知られることになったバンドメイドは、2016年3月にシアトルで開催された日本文化を広めるコンベンションイベント「Sakura-Con」に出演します。ここでのパフォーマンスが評価されると、今度はイギリスのポップカルチャーイベント「MCM COMIC CON」にも出演し、ここで多くの国の音楽関係者の目に留まることになります。帰国するとすぐに初の全国ツアーを開催しますが、さまざまな国からオファーが届きました。そこで全国ツアーが終了すると、すぐにワールドツアーを開催します。メキシコ、イギリス、ドイツ、フランス、ポーランド、イタリア、スペイン、香港の順に飛び回り、これを成功させました。


さらにこの年はメジャーデビューアルバムとなる「Brand New Maid」を発表し、この中で念願の自分達で作曲した「alone」が含まれました。Kanamiが何度もダメ出しされながら作り続けてきた曲が、ようやく形になったのです。この時点でバンドメイドの国内での知名度はそれほど高くはありませんでしたが、海外での知名度は急激に上がっていて、2017年もワールドツアーを敢行して成功させています。この年はmisaがインフルエンザで公演をキャンセルしたり、saikiが声帯ポリープ手術を行ったためツアーがキャンセルになるなどトラブルが続きますが、それでも確実に海外にファンを増やし続けていき、日本でのメディア露出も増えていきました。

バンドメイドのメンバー

意識的にメンバー全員の個性を強く表に出していて、それはメイド喫茶のメイド達がそれぞれの個性をウリにしていることからとられた戦略だと思います。メディアへの露出は小鳩ミクとsaikiが主に担当していますが、他の3人も個性的で独自のキャラを打ち出しています。

小鳩ミク

リズムギターとヴォーカル、コーラスを担当しています。バンドの中心人物でバンド・メイドの根幹を作り、バンドのイメージを形成しているのが彼女です。語尾に「〜っぽ」をつける特徴的な喋り方で、バンドの広報マンにもなっています。また作詞も担当しており、今ではほとんどの曲が小鳩の作詞によるものです。楽器経験はバンド内で最も浅く、ヴォーカルのsaikiが加入してからギターを始めました。


ギターはゼマティスで、自身のシグネーチャーモデルを使用しています。コードカットを中心にしたリズムギターをプレイしていますが、初心者だった当初から急成長しているのが伺えます。またsaikiに代わってヴォーカルを務めることもあり、さらにライブではMCの多くを担当しています。休日は競馬を楽しんでいることが多いらしく、あまり話さないsaikiとも競馬の話だけはすると言っていました。

saiki(彩姫)

幼少の頃から母親に連れられて、母親の友人が経営するスナックでカラオケを歌っていたようです。ダンスを習い始めると小学校4年生の頃に安室奈美恵を知り、歌って踊ることに夢中になります。東京の遊びに行った時にスカウトされ、高校生の頃までレッスンを受けていました。その後、現在の事務所に所属し、女優業にも挑戦しています。


初期の頃は喉を締めて音程をコントロールするような無理な歌い方が目立ちましたし、体力も追いついていない印象がありました。しかし2017年にポリープ手術を受けた後から喉を痛めない歌い方を本格的に学び始めたようで、ヴォーカリストとして急成長しています。以前のように声にエフェクトをかけることも減り、ライブでもパワフルな歌声を披露しています。また撮り鉄という意外な一面もあり、新幹線に夢中のようです。サバサバした性格で、小鳩のことをムカつくと言っていたこともありますが、競馬という共通の趣味があり、小鳩のソロプロジェクトも応援しています。

kanami(歌波)

ギターリストで作曲者、バンド内屈指の不思議ちゃんキャラです。過剰なほど丁寧な話し方をするのは素なのか演技なのかわかりませんが、お嬢様育ちのおっとりした雰囲気を持っています。最も影響を受けたギターリストとしてサザンロックのカルロス・サンタナを挙げることが多く、サンタナ風のリックを使うことも珍しくありません。しかし演奏のタイム感はサザンロックのものではなく、ここも不思議な一面になっています。


夢は自分専用の音楽スタジオを持つことと、saikiと結婚することを公言していて、saikiの1番のファンであることを自認しています。ライブ本番では何かが憑依するらしく、バスドラムの上に立ってソロを弾いたり、ハイキックでシンバルを蹴り上げたりと、攻撃的な性格を見せることがあります。この数年でギターテクニックが急激に向上しており、表現力が一気に広がりました。使用しているギターは以前はAddictoneでしたが、現在はPRS(ポール・リード・スミス)をメインに使っています。 

misa

母親の影響でビートルズやジミ・ヘンドリックスを聴いて育ち、ギターを始めています。テレキャスターのコピーモデルが最初のギターだったそうですが、高校で先輩のバンドに誘われた時にベースに転向しています。音楽の専門学校にはPA科に入学しますが、やはりステージに立つことが好きで演奏する側になりました。この専門学校でakaneと知り合っています。とにかく酒が好きで、ステージドリンクもウイスキーやビールなどです。ジャックダニエルをボトルでラッパ飲みし、立っていられないほどステージ上で酔っていたこともありますが、メンバーによると酔えば酔うほど演奏がノってくるそうです。


彼女のベースを一言で表すならスーパーグルーヴィーで、バンドのノリの良さを支えています。ピック弾きとスラップを交互に行う演奏スタイルは、プロのベーシストからも高い注目を集めました。裸足で演奏することから、海外ではBarefoot Assassin(裸足の暗殺者)と呼ばれていますが、メンバーからは顎の特徴から「ケツアゴ」と言われているようです。misaがインフルエンザで中止になった公演の振替公演は「〜Revenge of an ass chin〜」(ケツアゴの復讐)と題されていました。ベースはBlack SmokerのジャズベタイプとSGシェイプのものを使っています。

akane(茜)

バンドメイドのリーダーで、大食漢でおしゃべりで、交友関係が広くてニトリが大好きと知られています。恵まれた音楽環境に育ったようで、ピアノやトロンボーンの経験もあるようです。ドラムは18歳から始めており、経験年数はそれほど長くないにも関わらず、超絶なドラムソロを見せるなど、ハイレベルな演奏でmisaと共にバンドのリズムを支えています。正直、私の耳ではmisaとakaneがどんな風に演奏しているのかわからないこともあるほど複雑な時もあるのですが、この2人が支えるリズムがバンドメイドの生命線になっているのは間違いありません。


akaneのドラムの良さは、元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジから声を掛けられたエピソードからも伺えます。ペイジはロック史上最高峰のロックドラマーと言われるジョン・ボーナムと長年プレイしてきたからか、ドラムに対する注文が多いことで知られています。2016年に開催されたClassic Rock Awardに出演したバンドメイドを見たペイジが、わざわざ声を掛けてきて、akaneの演奏を褒めてから「一緒に写真を撮りたい」と申し出たそうです。ペイジが気になるドラマーという点だけでも、akaneが注目される理由になります。

※ジミー・ペイジとakane


バンドの特徴

コンセプトがブレないバンドで、何年も前のインタビューを読み返しても今と同じことを言っています。世界征服が目的というのも変わりませんし、小鳩はメイドであることに並々ならぬ拘りを持っています。ライブを「お給仕」と呼び、ファンを「ご主人様」「お嬢様」と呼ぶのは、海外でも変わりません。ライブ中に小鳩が行うコール・アンド・レスポンスはメイド喫茶のノリで行われ、オーディエンスに「萌え萌えキュンキュン」などと言わせています。これを海外でも無理矢理日本語で言わせていて、海外のオーディエンスも楽しげに行っています。

※ステージでウィスキーをラッパ飲みするmisa


サウンドの特徴

サウンドは骨太で、ライブではギミックに頼らない本格派のバンドだと確認できます。小鳩は「演奏に可愛いはいらない」と言っており、汗と筋肉でサウンドを織りなすクラシックなロックバンドのスタイルです。しかし演奏中は楽しげな笑みを絶えず浮かべていて、その見た目とのギャップの大きさが海外で支持されている理由の一つでしょう。楽曲はキャッチーな曲が多いため聴きやすいのですが、リズムセクションの2人が観客を揺り動かして攻撃的なギターがその上を走るようなスタイルが多く見られます。またsaikiが徐々にクラウドコントロールを身につけていて、盛り上げに一役買っています。

ギターだけでなくベースやドラムのソロが入る曲も多く、小鳩はギターソロを弾かない代わりにsaikiに代わって一部でボーカルを取ることがあります。このバンドの特徴としてボーカルよりも楽器隊が主役になることが多く、メジャーシーンに出てくる日本のバンドでは珍しいと言えるでしょう。私はこのバンドのリズムセクションが特に気に入っていて、時にリード楽器のように打ち鳴らすドラムと、時にうねったり跳ねたりするベースが作り出すビートが、このバンドの大きな魅力だと思っています。2人のリズムは正確なビートと言うより揺れがあり、独自のノリを作り出しています。

楽曲の紹介

キャッチーな曲が多く、初めての人にも聴きやすいのが特徴です。どれを聴いても極端なハズレ曲はないのですが、個人的に気に入っている曲を挙げていきます。

DOMINATION

バンドメイドのライブパフォーマンスを端的に表しているのが、この曲のライブ映像です。saikiのハスキーでパワフルな歌声、短いですがベース、ギター、ドラムのソロも入っており、バンドメイドを手っ取り早く知るには、これを見てみることをお勧めします。ギターの音が少々柔らかすぎる気がしますし、ベースソロも音の輪郭がぼやけており、録音にもやや不満がありますが、彼女たちのパフォーマンスを知るうえで良い映像だと思います。


DICE

この曲はちょっとした衝撃でした。ドラムとベースのリズムセクションの巧みさに唸ってしまい、ギターにもニヤリとしてしまいました。曲の構成はシンプルで変に凝ってはいませんが、例えばBメロでドラムがタメを多用することでサビの疾走感が加速するなど、心憎いことが多く行われています。


Thrill

ブレイクのキッカケになったのが、この曲のPVです。Jrock RadioのFacebookに掲載されると200万回以上再生され、大きな反響を巻き起こしました。本当にこの子達が演奏してるの?というコメントが多く、ベースソロとギターソロに言及する人が多くいました。しかし現在のバンドメイドの演奏を見ると、この当時はこんなものかとも思います。ここから短期間でバンドとして急成長していることが確認できます。


Freedom

この曲はakaneのドラムソロが圧巻です。激しいソロを笑顔で叩き続け、その姿がゴリラのようだと愛されているakaneの魅力が最大限に出ています。そしてドラムソロの後のギターソロの展開も秀逸で、ドラムソロのエネルギーを崩すことなくヴォーカルに受け渡すことができています。


On Set

ヴォーカルのないインストゥルメンタルの楽曲です。演奏力の高さを見ることができる楽曲で、それぞれが高いテクニックを存分に見せてくれます。ヴォーカルへの橋渡しがないため自由に演奏しており、小細工なしの演奏が楽しめます。とにかくスリリングな演奏で、見た目とのギャップに眩暈がしました。


なぜ独自のポジションを得たのか

面白いアイデアはすぐに誰かに真似され、二番煎じの方が売れることも珍しくありません。また真似されて似たような人達が飽和することも珍しくありません。一時期、大人数で同じ服を着たアイドルユニットで溢れたことがありますが、売れている人は真似されるのです。バンドメイドはメイド服を着たロックバンドというアイデアで、これは誰にでも真似ができます。ですからこれだけでは、独自性を維持することは難しかったでしょう。ここに何か付加価値がつくことが、とても重要になります。


バンドメイドは演奏力を高めて、他が簡単には真似できないレベルに引き上げました。アンサンブルにも工夫が凝らされていて、これは単に腕の良いメンバーがいても、スタジオで多くの時間を費やさないと身につかないことです。こういったテクニカルな面は一朝一夕には真似ができないもので、他の追随を許さない要因になっています。そしてボーカルばかりが注目される日本において、演奏している楽器隊が主役というスタイルを作り上げました。これは海外のコメントを見ても、演奏に関することが多いことからも感じられます。

またメイド喫茶という日本特有の風変わりな文化を真正面に構えたことで、海外からは注目されることになりました。メイドの衣装を着た女の子達がキャッチーな曲を笑顔で演奏し、サウンドは重くハイエナジー・ハイカロリーというのは、アニメから現実に飛び出してきたような印象を受けるようです。

まとめ

瞬く間に海外での評価を高めたバンドメイドは、世界征服を掲げて2022年は過去最大規模の全米ツアーを行う予定です。西海岸のロスやサンフランシスコ、南部のダラスやヒューストン、東海岸のニューヨークなどで11公演を予定しており、ボストン公演はチケットが即日完売で会場を急遽変更して動員数を増やすものの即日完売になっています。またニューヨークやシアトル、フェニックスやサンフランシスコも即日完売になり、公演数を増やして11公演から14公演になっています。Worldwide iTunes Album Chartで世界2位を記録するなど、確実にファンを広げているバンドメイドが、これからどれほど大きくなるのか楽しみにしています。


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