おすすめ!ロイヒトトゥルムの手帳

私が2年ほど前から愛用しているロイヒトトゥルムの手帳です。とても優れた手帳なので、今回はこの手帳について書いてみたいと思います。私が使っているのはポケットサイズですが、ノートサイズもあるので用途によって選べます。



かつてモレスキンの手帳が流行り、その魅力にとりつかれた方も多いと思います。カバーが堅いので立っていても書きやすく、ページ数が多いので大量にメモができて、ポケットがついているのでさまざまなものを入れて持ち歩けるので、仕事にもプライベートにも重宝します。しかしモレスキンはブランド化が進む一方で、鼻につくノリの臭いや、薄くなってインクが裏抜けするページに、残念な気分になった人も多いでしょう。そこでドイツのロイヒトトゥルムの登場です。

このロイヒトトゥルムは、そんなドイツの文具メーカーで、1917年の設立ですから100年の歴史があるメーカーです。ちなみに正確な社名はロイヒトトゥルム1917です。コレクション用のバインダーや手帳、ノート、ダイアリーなどを出していて、手帳は80カ国で利用されているとか。

モレスキンや人気が高いミドリのMDノートなどは、書き込むことを考え抜いて作られた手帳で、これはこれで優れています。しかし今回のロイヒトトゥルムは、保存することも十分に考えて作られているのです。では写真でディテールを見ていきましょう。

内容物です。

お約束の宣伝用のカードなどとともに、ステッカーが入っています(右下)。使い終わって保存する時に、表紙に貼って記録内容や日付を書いておくことができます。このステッカーは背表紙用もあり、保存時に重宝します。モレスキンでも、シールを貼って保存している人は多いので、こういう気配りはありがたいです。モレスキンの表紙はテプラを張ってもすぐ剥がれますしね。




そして最初のページは、目次になっています。何ページ目に何を書いたか、ここで分類できるのです。言葉はドイツ語と英語とフランス語で書かれています。

Inhalt:コンテンツ(ドイツ語) Content:コンテンツ(英語) Contenu:コンテンツ(フランス語)
Thema:テーマ(ドイツ語) Topic:トピック(英語) Sujet:主題(フランス語)

ちなみにロイヒトトゥルムは、ページが打ってあります。目次とページ表記は、モレスキンにはない特徴ですよね。


ちなみに最終ページは185ページです。これだけあると、かなりのボリュームを書き込めます。私は半年で使い終わることが多いですが、仕事にも使用していた時は3ヶ月程度で使い切っていました。

そしてページの頭には日付を書くようになっています。


Datumはドイツ語で日付の意味です。横に書かれている英語のDateと同じ意味ですね。

そして裏表紙のところには、モレスキンと同じくポケットがついています。

手渡されたメモ紙や、そこらへんの紙に書き殴ったメモなどはここに入れておいて、後からまとめたりしています。付箋を入れたり、人によって使い方はさまざまですね。

しおりもついています。モレスキンより太めで、しっかりしている感じです。

手帳を使いこなすと、このしおりがあるかないかで使い勝手が大きく変わりますよね。これは重要なポイントです。

そしてモレスキンとの決定的な違いは紙の室で、モレスキンほどインクが裏抜けしません。万年筆を使う方は、こちらの方が使いやすいと思います。そしてお値段もモレスキンと大差がありません。

いろいろと良いところが多い手帳ですが、残念ながら売っているところが少ないんです。もう少し広く売られるようになれば、触れる機会も増えて売れるようになると思うんですけどね。

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