ファッションから年齢を意識した日

※こちらは以前の「はねもねの独り言」に書いていた記事です。

私がよく遊びに行く洋服屋さんの「オールドハット」には、中古の服や靴を売りに来る人がいます。中古の靴なんて買う人がいるのかと思う人もいるかもしれませんが、すでに廃盤になった木型の熱烈なファンも多く、中古の靴を買って修理して履くという人は意外に多いのです。そのため高級靴の中古というのは需要があるんですね。私が遊びに行っていたある日、何足も靴を売りに来た人がいました。その時、私は自分の年齢を意識させられることになったのです。


売りに来た方は沢山の高級靴を所有しているようですが、年齢が年齢なのでそろそろ数を減らすと言っていました。50代半ばになると、引退の時期が近いので沢山の靴が不要になってくるのです。それに沢山持ってると手入れも大変ですしね。だいたい靴の寿命は10年ぐらいです。沢山持っている人は、同じ靴を履く頻度が低いのでももっと寿命が長い場合もあるでしょう。そう考えると靴を買うのは50歳ぐらいまでで、それ以降は手持ちの靴の寿命を持たせればこと足りるのです。

私はなんとなく今まで、そのうち靴を揃えようと漠然と思いながら過ごしていましたが、靴を買うのはあと10年ぐらいしかないと気がついたのです。なんというか人生の折り返し地点がすぐそこにあるんですね。ビジネスバッグにいたっては今のバッグは30代後半に買ったので、恐らく50歳ぐらいまではもつでしょう。そうなると次に買うビジネスバッグが最後のバッグになるわけです。ああ、なんという終末感。。。

もちろん好きならいつでもいくつでも買ったって構わないのですが、必要か不要かと考えるとあと10年ぐらいしか買うことはないんですね。そう考えると、歳をとったと実感したわけです。はい、もう立派なオッサンですからね。はぁ。。。





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COMMENT:
AUTHOR: k0yaji
DATE: 02/23/2011 23:28:10
私はハネモネさんと同年代だと思います
若い頃は、女にモテようと思い雑誌のポパイやホットドッグプレスを読み漁りました。

最近は、気候の良い時期は、部屋着に薄手の丹前を着て近所の夏祭りには、浴衣に下駄で出かけ、正月に和服を勤めて身に付けます。

その時に初めてファッションと言う言葉を強く意識します。

和服は、ハワイで着るアロハシャツ以上に身体と気持ちを開放してくれますよ。
でも、それ以上に年齢も意識させられます。


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COMMENT:
AUTHOR: はねもね
DATE: 02/24/2011 01:25:12
★k0yajiさん
和服はいいですよね。実は今年は作務衣を買おうかと思っています。普段着にはいいかなと思うんですが、どうでしょうかね(^_^;

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COMMENT:
AUTHOR: k0yaji
DATE: 02/25/2011 23:35:15
最初のコメントで丹前と書いてしまいましたが、
作務衣の間違いです。私が着ているのは作務衣です。
作務衣は部屋着として最適ですし、それに着慣れてくると、その快適さ故、平気で近所のコンビニや本屋、スーパーマーケットにも出かけて行くことになります。
そうなると革靴やスニーカーを履くわけにはいかないので、雪駄や下駄を必然的に購入する事になります。
そうなってしまうと現在、革靴の事で悩んでいるハネモネさんに新しい選択肢を与えてしまう事になるので、お勧めするべきかどうか悩んでしまいます。
でも私が言いたいのは、仕事で洋服を着ている人間が和服を着るをと、とても開放されます。
もしかするとその感覚は、コスプレと似ているのかもしれません。私はコスプレイヤーデハナイデスケドネ。

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COMMENT:
AUTHOR: はねもね
DATE: 02/26/2011 19:35:49
★k0yajiさん
作務衣でしたか。確かに雪駄などが必要になるので、あれこれ物入りになりますね(^_^;

確かに作務衣や浴衣などを着ると開放的になりそうですね。うーん、悩むなぁ。。。
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コメント

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