子供にもわかる総理大臣と大統領の違い
日本の総理大臣とアメリカの大統領の違いについて、子供から質問を受けたので、ここにまとめてみたいと思います。違いは沢山あるので、主立ったところを見ていきましょう。
1.選ばれ方が違う
日本の総理大臣は、国会議員の中から選ばれます。総理大臣になるには、まず国会議員にならないといけないんです。しかしアメリカの大統領は、日本の国会にあたる連邦議会の議員である必要はありません。ドナルド・トランプ氏のように、政治家でなくても大統領選挙に出て大統領になることも叶です。
2.辞めさせられ方が違う
日本の総理大臣は、国会で「あんたじゃダメだ」となったら、国会が閣僚も含めて辞めさせることができます(内閣不信任決議)。これは日本の内閣が、国会の信任によって成り立っているからなんです。
一方、アメリカの大統領は国民によって選ばれてているので、議会が大統領を辞めさせることはできません。大統領を辞めさせられるのは、大統領が犯罪に関わった時に開かれる弾劾裁判になります。
3.権限が違う
アメリカ大統領は強力な権限を持っています。合衆国憲法によると、大統領個人が行政権を持っています。
日本の憲法では行政権は、内閣が持つことになっています。つまり総理大臣が独断でできるわけでなく、内閣での話し合いが必要なんですね。
4.法案の提出
総理大臣は、国会に法案を提出できます。また国会で決まったことには、従わないといけまえん。
大統領は議会に法案を提出できません。教書を送って法律を作るように促すだけです。一方、議会で決まった法律を拒否することができます。
4.解散
日本の総理大臣は、国会を解散させることができます。厳密には解散させるのは天皇ですが、実質的に総理大臣に解散させる権利があります。
アメリカの大統領は議会と独立しているので、議会を解散させることができません。ちなみに議会には大統領の座席もありません。
と、こんな感じで、総理大臣と大統領は役目も責任も全く違います。ここに書いたのは、アメリカの大統領と日本の総理大臣のことなので、例えばロシアの大統領やイギリスの首相では、また違ってきます。
ここに書いたことが、ニュースを見る時などに役に立てば幸いです。
オバマ大統領の日本土産に贈られた日本酒「獺祭(だっさい)」です。
日本の「ロマネコンティ」なんて言われていますね。
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